リース中の複合機は売れる?残債・所有権・買取可否を解説

「事務所を移転するから複合機を売りたい」「リース代は払い終わったはずだけど、このまま売って大丈夫?」「再リース中の機械でも買取できる?」という相談は、複合機の買取現場で実際によくあります。
結論からいうと、リース中の複合機は契約内容を確認せずにそのまま売却することはできません。基本的にはリース会社側に所有権があるため、残債の有無だけでなく、契約満了後に返却が必要なのか、所有権が移転しているのか、再リース中なのかを確認する必要があります。
買取UP大阪堺鳳店では、お客様から『もう支払いは終わっています』と聞いただけで搬出することはせず、必要に応じて契約書・完済証明書・リース会社への確認を行ってから引き取ります。あとから返却や返金のトラブルになるのを防ぐためです。この記事では、実際の現場対応をもとに、リース中の複合機を売る前に確認することを詳しく解説します。
複合機の年式・カウンター・相場を先に確認したい方は、複合機は古くても売れる?何年前まで買取できるかを解説と、複合機の買取相場はいくら?メーカー・年式・機能で査定額はどう変わる?もあわせてご覧ください。
リース中の複合機は売れる?

1-1. 契約内容を確認せずに売却はできない
リース中の複合機は、利用している会社が自由に売却できるとは限りません。店長の現場感覚では、まず『支払いが残っているか』よりも、契約上の所有者が誰なのかを確認することが最優先です。
リース契約は会社ごとに内容が異なり、支払いが終わっていても返却が必要な契約があります。反対に、一定条件を満たして所有権が移転しているケースもあります。つまり『完済した=必ず自社所有』とは言い切れません。
1-2. 基本的な所有権はリース会社側
現場で扱う一般的なリース複合機では、リース会社の所有物として使っているケースが多くあります。そのため、残債がある状態で『もう使わないから売る』ということはできません。
実際、売却後にリース会社が機械の所在を確認し、返却を求めてくるケースもあります。買取店としても所有権の確認を怠ると、返却・返金・再搬出などの余計な対応が発生するため、慎重に確認します。
| 状態 | 売却判断 | 確認するもの | 買取UPの対応 |
| リース支払中 | 原則そのまま売却不可 | 契約書・リース会社 | 売却許可を確認 |
| 支払い完了 | 契約次第 | 完済証明・契約条項 | 所有権移転を確認 |
| 再リース中 | 契約次第 | 再リース契約 | 売却可能時期を確認 |
| 自社所有へ移転済み | 売却可能なケースあり | 所有権が分かる書類 | 確認後に査定・搬出 |
| 所有権不明 | 確認が必要 | ステッカー・契約先 | 不明のまま引き取らない |
| 店長コメント |
| 『支払い終わってるから大丈夫です』だけでは引き上げません。終わってても返さなあかん契約もあるし、完済後に所有権が移る契約もある。契約書か完済証明を確認して、売っていい物かをちゃんと見てからです。 |
残債がある複合機は売れる?
2-1. 残債が残っている状態では勝手に売れない
リース料の支払い途中で残債がある場合、利用者側の判断だけで複合機を売却することはできません。買取依頼があった場合は、リース会社へ売却可否を確認してもらいます。
『もう事務所で使わない』『新しい複合機へ入れ替えた』という事情があっても、所有権とは別問題です。使わなくなったことを理由に処分・売却してしまうと、契約上の返却義務とぶつかる可能性があります。
2-2. リース会社が売却OKなら査定・引き取り可能
リース会社へ確認し、売却しても問題ないと確認できれば、買取UPで査定・引き取りできる場合があります。
ただし、お客様から口頭で『リース会社がOKと言ってました』と聞くだけではなく、契約書の文言や確認内容を見せてもらったり、必要に応じてこちらでも確認したりします。トラブル防止のため、曖昧な状態では搬出しません。
支払い完了後・再リース中はどうなる?

3-1. 支払い終了後も自動的に自社所有とは限らない
リース料をすべて支払い終えた場合でも、その時点で必ず所有権が利用会社へ移るわけではありません。返却が必要な契約、再リースへ移行する契約、所有権が移転する契約などがあります。
買取UPでは『支払いは終わっている』という申告だけで判断せず、契約書や完済証明書などから、売却できる状態かを確認します。
3-2. 再リース中も契約内容を確認
再リース中の複合機も、いつでも自由に売却できるとは限りません。再リース後に所有権がどう扱われるか、返却条件があるかを契約書で確認します。
保守契約だけ継続している、機械本体は自社所有へ移っているなど、会社によって状況はさまざまです。一律に『再リースなら売れる』『完済なら売れる』とは判断しません。
リース品かどうかはどう確認する?
4-1. 本体のリース会社ステッカーが手掛かりになる
リース品には、本体にリース会社の管理ステッカーが貼られていることがあります。事務所閉鎖や担当者変更などで契約状況が分からない場合は、まずこのステッカーを確認します。
『自社の物だと思っていたけど、ステッカーを確認したらリース品だった』というケースもあるため、特に新しい複合機は注意して確認します。
4-2. 所有権が分からない場合はリース会社へ確認
担当者が『分からない』という場合でも、ステッカーに会社名や管理情報があれば問い合わせ先を確認できます。
一方で、すべての買取依頼に対して最初から『本当に自社所有ですか?』と疑うわけではありません。通常はお客様の説明を聞きつつ、ステッカーや契約状況から違和感がある場合に確認を深めます。
| 現場ポイント |
| 新しい複合機はリース契約中の可能性もあるため要チェック。ステッカーが残っている場合は見落とさず、契約状況が不明ならその場で確認してから進めます。 |
トナー・保守契約はどう扱う?
5-1. トナーがリース・保守契約側の返却対象になることも
リース・保守契約によっては、トナーが契約に含まれており、契約終了時に回収されるケースがあります。『トナー使い放題』のような契約では、本体を売却できてもトナーは返却が必要になる場合があります。
その場合、査定ではまず動作確認に必要な印刷を行い、そのあと返却対象のトナーを取り外してお客様へ戻す対応ができます。
5-2. 保守契約と本体所有権は別で確認
保守契約が残っているから必ず売れない、という単純な話ではありません。本体の所有権がどこにあるかと、保守サービスの契約が継続しているかは別に確認します。
たとえば本体は完済して自社所有になっていても、保守だけ継続しているケースがあります。売却前には契約先へ連絡し、解約・返却・トナーの扱いを確認しておくとスムーズです。
実際にあるリース複合機のトラブル

6-1. 売却後にリース会社から連絡が来るケース
買取件数が多いと、事前に確認していても後からリース会社から問い合わせが入るケースがあります。たとえば買取後にインターネット上の販売情報を見つけ、リース会社から連絡が来ることがあります。
このような事態になると、商品返却、売主への確認、返金など手間の大きい対応になります。そのため買取UPでは、少しでもリース品の可能性がある場合は事前確認を重視しています。
6-2. 店頭へ持ち込まれた複合機がリース品だったことも
実際に『これはうちの複合機です』と店頭まで持ち込まれたものの、確認するとリース契約に関係する機械だったケースもあります。
故意に隠しているとは限らず、担当者が契約内容を把握していない場合もあります。だからこそ、会社側でも処分前に契約書や管理ステッカーを確認しておくことが大切です。
6-3. 閉店・廃業でも勝手に処分はしない
会社を閉める、事務所を撤退するという状況でも、リース中の複合機を勝手に処分することはできません。まず契約先へ連絡し、返却が必要なのか、売却可能なのかを確認します。
複合機以外にもリース機器が混在している場合があるため、移転・閉店時には機器ごとに所有権を整理してから買取へ出すとトラブルを防ぎやすくなります。
リース満了・所有権移転済みなら高価買取できる?
7-1. 自社所有と確認できれば通常の複合機査定へ
リース満了後に所有権が会社へ移転していることが確認できれば、その後は通常の複合機として査定できます。
そこからは年式、メーカー、型番、カウンター数、カラー/モノクロ、印刷状態、外観、オプションなどを確認し、中古相場をもとに買取価格を出します。
7-2. 買取UPでは複合機を毎月多数引き上げ
買取UPでは複合機の出張買取を継続的に行っており、毎月複数台の引き上げがあります。完済・所有権移転済みの機械も多数査定しています。
リースだった機械だから査定が下がるわけではなく、売却可能な状態になっていれば通常通り機械そのものの価値を見ます。
自社所有とリース品が混在している場合も対応
8-1. 5台中3台リース・2台自社所有でも分けて確認
事務所移転や閉店では、複数台の複合機があり、その中にリース品と自社所有品が混ざっていることがあります。
この場合は、機械ごとに型番・管理ステッカー・契約状況を確認し、売却できる機械だけを査定・引き取りできます。リース品は返却方法を確認し、自社所有品は通常査定へ進めます。
8-2. 事務所用品もまとめて出張査定可能
複合機以外にプリンター、事務机、書庫、ロッカーなども不要になる場合は、まとめて相談できます。
オフィス用品全般については、事務用品・オフィス用品の買取ページをご確認ください。
買取UPの複合機買取実績

以下は買取UPの掲載実績の一例です。これらがリース上がりであることを示す情報は確認できないため、ここでは複合機の通常買取実績として掲載します。実際の査定額は年式・カウンター数・状態・付属品・中古相場などによって変動します。
実績① FUJIFILM Apeos C4570 カラープリンター複合機
| 商品 | FUJIFILM Apeos C4570 カラープリンター複合機 |
| 買取方法 | 店頭買取 |
| 買取地域 | 大阪市西区 |
| 最高買取価格 | 210,000円 |
実績② SHARP MX-2661 フルカラー複合機
| 商品 | SHARP MX-2661 フルカラー複合機 |
| 買取方法 | 出張買取 |
| 買取地域 | 大阪市中央区 |
| 最高買取価格 | 80,000円 |
実績③ Canon C3530F A3カラー複合機
| 商品 | Canon C3530F A3カラー複合機 |
| 買取方法 | 出張買取 |
| 買取地域 | 兵庫県西宮市 |
| 最高買取価格 | 40,000円 |
実績④ RICOH MP C4503RC A3カラー複合機
| 商品 | RICOH MP C4503RC A3カラー複合機 |
| 買取方法 | 出張買取 |
| 買取地域 | 大阪府堺市堺区 |
| 最高買取価格 | 25,000円 |
最新の複合機買取実績は、複合機・コピー機の買取ページで確認できます。
売却前に用意しておくと確認が早い書類
契約書、完済証明書、リース会社から届いた満了案内、機械本体の管理ステッカーが分かる写真などがあると、所有権と返却条件の確認が早くなります。書類が見つからない場合でも、リース会社名や契約番号が分かれば問い合わせしやすくなります。特に事務所移転や閉店で複数台を一度に整理する場合は、機械ごとに『自社所有』『リース中』『不明』を分けておくと、売却できる機械だけ先に査定・搬出へ進められます。確認に時間がかかる機械は無理に一緒に処分せず、所有権がはっきりしてから改めて相談する方が安全です。
リース中か分からない複合機を売る前の確認手順
| 確認順 | 確認すること | ポイント |
| 1 | 本体の管理ステッカー | リース会社名・管理番号を確認 |
| 2 | 契約書・完済証明 | 所有権・返却条件を確認 |
| 3 | リース会社へ連絡 | 『この商品を売却してよいか』を確認 |
| 4 | トナー・付属品 | 返却対象がないか確認 |
| 5 | 保守契約 | 本体売却後の解約・返却条件を確認 |
| 6 | 型番・カウンター | 売却可能なら通常査定へ |
| 7 | 搬出条件 | 設置階・EV・通路を確認 |
| 店長アドバイス |
| 一番大事なんは『たぶん大丈夫』『もう払い終わってるからいけるやろ』で進めないこと。車でローン会社の所有権が残ってるのに勝手に売るようなもんです。売っていいかを事前に確認してからなら、こっちも安心して査定・搬出できます。 |
リース中の複合機買取Q&A

Q.リース中の複合機はそのまま売れますか?
A.契約内容の確認が必要です。基本的にリース会社側に所有権がある場合は、利用会社の判断だけで売却できません。
Q.リース料を全部払い終わっていれば売れますか?
A.契約次第です。完済後も返却が必要な契約や、所有権が移転する契約などがあります。契約書や完済証明を確認してください。
Q.残債がある複合機は売れますか?
A.利用者側の判断だけでは売却できません。まずリース会社へ売却可否を確認する必要があります。
Q.リース会社が売却OKと言えば買取できますか?
A.売却可能であることを確認できれば査定・引き取りできる場合があります。必要に応じて契約書や確認内容を見せていただきます。
Q.再リース中でも売れますか?
A.再リース契約の内容次第です。いつから売却可能か、返却が必要かを確認してください。
Q.リース会社のステッカーが貼ってあります。売れませんか?
A.まず契約状況を確認してください。所有権移転済みでもステッカーが残っている場合がありますが、不明なままでは引き取りません。
Q.トナーだけリース会社へ返却することはできますか?
A.返却条件がある場合、動作確認後にトナーを取り外してお客様へ返す対応ができます。
Q.保守契約中でも売れますか?
A.本体所有権と保守契約は別に確認します。売却可能でも保守の解約や返却物がある場合があります。
Q.閉店する会社のリース複合機は処分できますか?
A.閉店・廃業でも契約は別問題です。リース会社へ連絡し、返却・売却可否を確認してください。
Q.複数台のうち一部だけリースでも査定できますか?
A.可能です。自社所有品とリース品を分け、売却可能な機械だけ査定・引き取りできます。
Q.所有権が分からない場合はどうすればいいですか?
A.本体ステッカー、契約書、請求書などを確認し、契約先へ問い合わせてください。
Q.所有権移転済みなら査定額は下がりますか?
A.リースだったことだけで査定を下げる考え方ではありません。売却可能と確認できれば、型番・年式・カウンター数・状態など通常の基準で査定します。
まとめ|リース中の複合機は「売る前の所有権確認」が最重要
リース中の複合機は、残債があるかどうかだけでは売却可否を判断できません。支払いが終わっていても返却が必要な契約があり、再リース中でも契約条件によって扱いが変わります。
まず確認するのは、本体のリース会社ステッカー、契約書、完済証明書、所有権、売却可否、トナーなどの返却物です。分からない場合はリース会社へ『この複合機を買い取ってもらって大丈夫ですか?』と確認するのが最も確実です。
売却可能と確認できれば、その後は通常の複合機と同じように、メーカー・型番・年式・カウンター数・印刷状態・オプションなどを見て査定します。
確認不足のまま売却すると、あとから返却・返金などのトラブルにつながります。『たぶん大丈夫』ではなく、事前に確認してから査定へ進めることが一番大切です。
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店舗情報
| 店舗名 | 買取UP 大阪堺鳳店 |
| 運営会社 | 株式会社PerfectVision |
| 住所 | 〒593-8326 大阪府堺市西区鳳西町1丁目92-5 |
| 営業時間 | 10:00〜19:00 |
| 定休日 | 水曜日 |
| 電話 | 072-266-6669/0120-95-6633 |
| 古物商許可 | 大阪府公安委員会 第62210R026616号 |
| 対応 | 店頭買取・出張買取・LINE査定・WEB査定 |
| 品目別アンカーテキスト | 複合機・コピー機の買取はこちら |
監修

| 現場回答・監修:買取UP大阪堺鳳店 店長・査定担当 諸見里聡 |
| 買取UP大阪堺鳳店では、店頭・出張査定を通じて、業務用複合機、コピー機、プリンター、純正トナー、事務機器、オフィス用品などを査定しています。本記事では、実際の査定現場で確認しているリース契約、所有権、残債、完済、再リース、トナー返却、保守契約、型番、カウンター数、搬出条件などの判断基準を反映しています。 |
執筆:買取UP編集部
主な査定分野:業務用複合機、カラー複合機、コピー機、プリンター、純正トナー、事務機器、オフィス用品など
本記事は、買取UP大阪堺鳳店で実際に複合機・事務機器を査定している現場担当者へのヒアリングと、買取UPの掲載実績をもとに作成しています。リース契約の内容は契約会社・契約条件によって異なるため、売却前には必ず契約書やリース会社で所有権・売却可否・返却条件を確認してください。買取価格や対応可否は、商品状態、メーカー・型番、年式、カウンター数、付属品、中古相場、設置・搬出条件などによって変動します。