公開日:2022.08.28 最終更新日:2022.09.04

液晶テレビは売りに出せる?どうやったら高値で売れる?

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テレビ放送を見ることが少なくなった…そのような声が聞かれる中、単純に「テレビの売れ行きが少なくなってしまう」ような状況になっていないのは、みなさん何故だと思いますか。それは、テレビが「テレビ番組を見る」だけでなく、「ネット動画を見る」など、新たな活用の方法をされているからです。

令和になって開催された東京オリンピックなど、世界的なイベントの度にテレビなどのデジタル家電の売れ行きは一時的に増えますが、今回の東京オリンピックにおいては「4Kテレビ」やそれを超える「8Kテレビ」などの売れ行きが増加しました。

既にブラウン管テレビは姿を消し、液晶テレビが当たり前になっている世の中、新しいテレビを購入するために古いテレビを下取りに出すのが当たり前の時代になりつつあります。「こんなに使っているテレビなんて誰が使うんだろう」と思うかもしれませんが、そのテレビの機能や性能によっては、高額で買い取ってもらえる可能性もあるのです。

1. 液晶テレビの種類

今の時代に流通している液晶テレビには、どのようなものがあるのかを解説します。

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(1) 4Kテレビ

4Kテレビの「4K」とは、解像度を表しています。かつて、地上デジタル放送が始まった当初は「ハイビジョン放送」が始まるとのことで、こぞって対応テレビを購入する動きが加速しましたが、それから時代は流れ、映像の画質がさらに進化し、フルハイビジョンが「普通のテレビ」として家庭で楽しまれるようになりました。

さらに画素数と解像度にこだわった結果、その性能を誇示する呼称として「4K」が用いられるようになりました。ここで言う画素数とは、画像・映像を表示させるときのドットのことで、画素数が多いほどきめの細かい画像になるため、鮮明な映像を見ることができます。同様に「解像度」は、テレビ画面の縦横のドット数を示しているもので、解像度が高いほど画像や映像が鮮明に表現されます。

フルハイビジョンの解像度は1,920×1,080であり、ドット数にすると約2,000個なのですが、4Kはさらに解像度が高く、3,840×2,160の解像度で、ドット数が約4,000個あるため、4Kと呼ばれるようになっています。

(2) 8Kテレビ

先ほどの「4Kテレビ」と同様で、8Kテレビの「8K」は、解像度と画素数を表しています。8Kテレビの解像度は7,680×4,320であり、先ほど紹介した4Kテレビと比べてもほぼ倍になっています。もちろん映像は市販されているテレビの中でも最上級の美しさを誇りますが、まだまだテレビ番組などで8K対応の映像に対応しているソースが少ないため、そのスペックをフルに活用できる機会は少ないです。でも、パソコンのディスプレイとして活用することができるので、最先端のオンラインゲームを処理落ちすることなく大画面でプレイすることができます。

(3) その他

4Kや8K以外の液晶テレビは、一般的にフルハイビジョンのテレビですから、地上波デジタル放送の映像を見るのに支障をきたすことはありません。最新のゲーム機「プレイステーション5」など、4Kや8K対応のゲームをプレイするときには少々画質が荒くなるものの、プレイするときに支障をきたすようなことにはなりません。

また、最近の液晶テレビはHDMI端子を装備しているので、パソコンのディスプレイ代わりに使うことも容易にできます。

そして、最近登場しているのが「有機ELテレビ」です。有機ELテレビはプラズマテレビと同じ方式で作られていまが、発光材料に有機物を使うためこのように呼ばれます。テレビだけでなくニンテンドースイッチの最新版にも採用されるようになりました。解像度は現在の4Kテレビと同じく、3,840×2,160なのですが、液晶の構造上かなりスリムに製造することができ、ほぼ画用紙レベルの薄さの液晶の開発にも成功しています。そのため、これから人気を集める形式のテレビとして注目を集めています。

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2. 人気のある液晶テレビの特徴

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それでは、最近の液晶テレビについてその機能や特徴について詳しく紹介します。

(1) 画質がきれい

先ほどから紹介しているように、最近の液晶テレビはとにかく画像がきれいです。8Kテレビの場合、その高い解像度で視聴するテレビ番組や映像ソフト、テレビゲームの画面は「現実の映像」と言ってもいいぐらいきれいな再現度です。もちろん4Kテレビも非常に高いレベルの解像度を有していますが、8Kテレビは4Kテレビの4倍もの画素数ですから、一度8Kテレビの映像のすばらしさを知ってしまうと、他のテレビが見られなくなってしまうかもしれません。

(2)画面サイズが大きい

リビングにおいてもそん色ない50型や60型の液晶テレビが主流になっており、4Kテレビや8Kテレビの売れ筋もそれらの大きさの製品となっています。一方で20型や30型程度の大きさの液晶テレビもありますが、自室でゆっくりテレビを見るパーソナルユース用として一定の需要もあります。これらのタイプはパソコンのディスプレイとして活用されることも多く、パソコンユースの場合であれば30型の画面サイズで十分大きな画面なので、作業効率をアップさせることも可能です。複数の表を並べて作業をするエクセルの編集時などは、大画面のディスプレイがあれば仕事の効率はさらにアップします。

(3) 多機能

今どきの液晶テレビでは、ネット接続は当たり前の機能ですし、ネットフィックスやAmazonプライムビデオなどのネット放送をダイレクトに視聴する機能も有しています。ただ、テレビ番組を視聴するだけでなく、ネットと接続することでさまざまな機能アップを図ることができます。いわば「拡張性」に優れているのが、今どきの液晶テレビの特徴と言えます。

(4) サウンド性能

どんなに映像が優れていても、音声が貧相であればどんなにいい映画作品を見ても臨場感が味わえません。特に4Kテレビや8Kテレビの場合、音声にもこだわっている機種が多くなっています。8K放送では新しい音声信号形式である「22.2ch」を採用しています。それに対応するため液晶テレビにもスピーカーを複数個所供えていることが当たり前になっており、ミッドレンジ、トゥイーター、ウーファーを備えた3ウェイスピーカーで構成されていることが多くなっています。これらの機器構成によって、立体音響が楽しめる「ドルビーアトモス」など新しい音声再生機能も導入され、ますます映像とサウンドのミックスによる表現度が充実している…これが、4Kテレビや8Kテレビの売りとも言えます。

3. 液晶テレビを高く売る時のポイント

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それでは、ここからはあなたが今持っている液晶テレビを売却するときに、少しでも買い取り価格を高くするために知っておいて欲しいことをいくつかご紹介します。

(1) 液晶の状況がよい

液晶画面は、長い期間使用していると経年劣化などが原因となり「ドット抜け」と呼ばれる現象が起きます。液晶テレビはその一部分のみを交換することはできず、ドット抜けを解消するためにはすべての液晶部分を交換しなくてはなりませんので、実質的にドット抜けの修理は費用面だけ見ても困難です。

ですので、液晶の状況がよく、ドット抜けのない液晶テレビであれば当然ですが買い取り価格も自然にアップします。特に4Kテレビや8Kテレビは映像のきれいさが売りなので、ドット抜けがあるだけで買取価格は逆に下げられてしまうでしょう。

(2) 使用頻度が少ない

どんな家電製品でも、使用頻度が少ない方が買い取り価格はアップします。過去に使用していた人の「使用感」がある製品を忌避する人も多いからです。もちろん、特定の機種にこだわって購入したい人にとって使用感はあまり関係ない場合もありますが、少なくとも「スイッチ部分の文字表示が消えかけている」「リモコンの一部分が劣化して塗色が剥げている」など、使用感があまりにも表れている液晶テレビは買い取り価格も低めになってしまうかもしれません。

(3) 有名メーカーである

液晶テレビは「シャープ」「Panasonic」「ソニー」など、国内有名各社の製品もあれば、サムスンやLGなど海外メーカーの有名製品も多数販売されています。もちろん、これらのメーカー以外の企業も液晶テレビを生産していますが、やはり有名メーカーの製品の方が品質も良く、故障の頻度も少ないので人気が高くなっています。人気が高い会社の液晶テレビは、高値で買い取ってくれるチャンスも増えます。

(4) 多機能である

パソコンと接続できるのはもちろん、ネット接続して機能がアップすることなど、ツインチューナー内蔵で録画時の裏番組録画を支援するなど、さまざまな機能が充実していればいるほど、コアなユーザーには人気を集めることになります。

(5) B-CASカードを初期化する

地デジ放送を受信するために、それぞれのテレビごとに「B-CASカード」を挿入する必要があります。B-CASカードが最初から付いている液晶テレビは高価での買い取りが期待ますから、液晶テレビを売却するときはB-CASカードも必ず添付するようにしましょう。

ちなみに、B-CASカードは使用者に対して付与されるものなので、そのまま売却するとあなたの名義のカードがそのまま次の持ち主に移動してしまうので、売却前に使用者変更を申請しましょう。もし、申請を行っていないB-CASカードをそのまま液晶テレビごと売却してしまった場合、B-CAS社の規定に違反してしまうことから、法的なトラブルの要因ともなるため面倒でも手続きは忘れずに行いましょう。

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4.  液晶テレビの買い取り査定は「出張買い取り」がおすすめ

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液晶テレビの査定は、主張買い取りの利用がおすすめです。特に50型以上の大型の液晶テレビになると、1人で運搬することが難しいので、この手間を省くためにも出張買い取りを利用するとよいでしょう。

出張買い取りは、リサイクルショップなどのスタッフが所定の場所を訪問し、液晶テレビをその場で査定してもらう方法です。あらかじめ訪問日時を決めておけば、自分が足を運ぶ手間や梱包の手間がなく、その場で契約が成立すればすぐに持ち帰ってもらうこともできるので、空き家の不用品を整理したい人や、引っ越しを機に家電を処分したい人にはお勧めの方法です。

買い取りが決まった場合、テレビの移動費などを請求する店舗もあれば、出張買い取りに対して手数料を請求する店舗もありますので、まずは出張買い取りを依頼するとどの程度費用が掛かるのかを確認してから業者を選びましょう。

5. 液晶テレビをどうやったら高く売れるかまとめ

液晶テレビは、もはや一家に1台ではなく、用途に応じて複数台を使い分ける時代になりつつあります。ですので、程度のいい液晶テレビであれば十分買い取ってもらえるだけの価値があります。

少しでも液晶テレビを高く買い取ってもらうために、リモコンなどの付属品を丁寧に残しておく、外箱もできるだけ残しておく、説明書は必ず残しておくなど、購入直後からできる準備はたくさんありますし、もちろん使っている間は丁寧に使うことも必要不可欠なことです。

将来的に液晶テレビの売却を検討している人は、まず付属品や説明書を探すところから取り組んでいただきたいですし、買取を行ってくれるサービスについてもあらかじめ研究されておくことをおすすめします。

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