公開日:2022.11.29
ジェットスキー 船舶免許の取得方法
1.ジェットスキーを運転するには免許がいる?
2.小型船舶免許取得の方法
(1)国家試験を受験する「受験コース」
受験コースの教室は最短1日となる場合があります。1日コースでは、学科講習をスマホやパソコンなどの端末を使って、オンラインを使って独学で受講し、実技講習と国家試験が行われるのが一般的です。あくまで実技のみをしっかり指導してくれるものの、学科試験対策は独力で頑張らなくてはならないため、最短1日の講習で済むわけです。教室主催者によっては学科試験の対策を別途実施してくれる場合もあります。また、実技講習と国家試験が別の日になる場合もありますので、何度か教室会場に出向く必要が出てきます。
(2)国家試験を受験しない「教習コース」
「教習コース」は、国土交通省に登録されている小型船舶教習所に入校し、船舶免許取得を目指すものです。教習所で一定期間講習を受講した後、国家試験と同等の内容の学科及び実技修了試験を受験して、それに合格すれば国家試験の学科と実技が免除されます。よく教習所で「国家試験免除コース」と書かれているのがこちらの方法を指します。教習所によっては1日で講習から試験まで完結するところもあるので、時間をかけたくない方にはお勧めのコースと言えます。ただし、学科と実技の両方の講義を受けられることから、受講料などの費用は受験コースよりも高額になってしまいます。
(3)独学で取得する
「受験コース」「教習コース」のいずれにも通わず、独学で免許取得を目指すものです。学科は独学でも勉強可能ですが、実技は自分だけで学ぶことはほぼ困難ですから、ボートスクールに通って指導を受けなくてはなりません。結局、実技講習を施設で受講しないといけないため、完全に独学で免許を取得することはほぼ不可能と考えていいでしょう。
3.小型船舶免許取得の難易度及び日数
(1)受験コース
受験コースの場合は、実技をしっかり学ばせてくれ、スクール自身が国家試験に準じた実技認定機関となっているので、実際の操縦能力はちゃんとマスターさせてくれます。このために必要な日数は1日とされていますが、この日数の中には学科対策の日数は含まれていません。スクールによっては「学科1日・実技1日」と2日間コースを設けているところもあります。一般的な自動車教習所と同じイメージと考えてもらえるといいかもしれません。学科対策ができない分、免許取得の難易度は「普通」と言えます。
(2)教習コース
教習コースの場合は、学科と実技の両方を指導してくれるので、基本は「学科1日・実技1日」か「学科1日・実技1日+予備日1日」となっているところが多いです。海の天候が悪い場合などには実技教習が行えない場合もあるため、予備日を設定しているところも多いです。教習コースの場合は、宿泊プラン付きのコースもあり、県外からの受講生が学校と宿泊先の送迎付きで受講することができ、観光と免許取得を同時に行えるコースも存在します。かなり至れり尽くせりのコースなので、免許取得の難易度は「容易」と言えます。
(3)独学
独学の場合、すべての項目をそれぞれマスターしなくてはなりません。学科試験の場合、そもそも4問択一問題なので、よく問題に出される「海を航行する際のマナー」や「水上バイクの構造」などをしっかり学習しておけば、一発合格も可能です。国家試験対策を公開しているサイトもあるので、利用するとさらに勉強がはかどります。問題は実技試験…こればかりは、どこかのスクールで事前対策をしておかないと合額は不可能です。試験時の実技は20分程度で、コースを指定された速度で運行するものです。実技試験の合格率はそんなに低くはないと言われており、試験を受けた人の70%程度が合格すると言われています…でも、これらはあくまでスクールを受講していた人の多い場合の合格率ですので、ジェットスキーにまったく乗った事がない人がいきなり試験をパスすることはできないでしょう。そのため免許取得の難易度は「困難」と言えるでしょうし、かかる日数も未知数としか言えないのです。
4.小型船舶免許は1日で取得できる?
国家試験免除のコースで特殊小型船舶の免許を取る場合を想定しますと、これらのコースでは学科が1日、実技が半日の受講となります。合計1日半で免許を取得できるのが最速の取得日数と考えられます。具体的には、6時間の学科教習を受けて、その日のうちに学科修了試験を受験して合格を目指します。学科試験は40問出題され、65%以上の正解で合格となります。そして実技は、1人につき1時間半程度の教習を受けて、その日に実技修了試験を受験します。学科と実技の両方の修了試験に合格すれば、国家試験を受験せず免許取得となります。
これが教習コースの場合、実技はちゃんと合格させてくれますが、学科は独学で学ばないといけないので、確実に合額できる割合は減少してしまいます。ですが、学科の分だけ授業の時間がないため「最短1日」で免許を取得できる可能性は十分にあります。自分でしっかりと学科の勉強をしておくこと、前述したように対策ホームページなどを活用して独学しておけば、1日で免許を取得できる可能性は十分にあります。
5.ジェットスキーはどこでも使っていいわけではない?
6.ジェットスキー船舶免許取得方法のまとめ
免許を取得しようと、小型船舶教習所で取得を考えている場合、当然ですが「教習所選び」を考えますよね。ホームページを見てみると、どこの教習所のサイトでも「最短○日で取得可能!」とアピールしていることが多いですが、ここで挙げられている日数は「講習に必要な日数」を表しています。あくまで最短であり、よく確認しておかないと試験が別日になっていて、結果的に1ヶ月近く免許取得までに時間がかかってしまうようなケースもあるのです。これは、学科講習はいつでも受講可能なのに対して、実技講習は決まった日程に予約をしなければならず、土日に実技講習の行おうとしても他の受講生がすでに予約していて、場合によっては1ヶ月先の日程しか空いておらず、結果的に免許取得までかなりの日数を有してしまうこともあるのです。なんとか実技がおわっても、そのあとには国家試験を受験するために別の試験日の都合を空けなくてはいけないので、さらに免許取得までの時間を要することもあり得ます。ですので、最終的に自分の手元に免許証が届くまでの期間としては、1か月~2か月ほど想定しておくと余裕があっていいかもしれません。
運営会社 | 買取UP大阪 |
所在地 | 大阪府堺市西区鳳西町1-92-5 |
電話番号 | 0722-66-6669 |
営業時間 | 10時-19時(水曜日定休日) |
LINE査定 | LINE査定はこちら |