公開日:2023.11.25 最終更新日:2023.11.27
スマートウォッチを買うならこだわりたいポイントとは?
スマートウォッチは、タッチスクリーンが搭載された腕時計型の電子機器で、その時の日時を確認することができるのはもちろんですが、スマホに届いたメッセージの通知を手元で確認したり、そのメッセージに対して返信したりすることもできます。スマートウォッチは、スマホの補助的な役割だけでなく、スマートウォッチでなければできない機能もあり、心拍や脈拍のリアルタイム集計や、睡眠状態の記録など、健康管理上便利な機能を有している機種もあります。今回はそんなスマートウォッチを持つことのメリットや、スマートウォッチを購入する際にこだわるべきポイントをご紹介します。
1、スマートウォッチの基本機能
スマートウォッチは時計として使うだけでなく、スマホと連携することで日常生活をより便利に送ることができます。スマートウォッチには専用OSが導入されており、AppleWatchが話題になったアップル社のスマートウォッチには専用OSとして「WatchSOS」が導入されています。iPhoneやiPadのiOSとスムーズな連携が可能となっており、iPhoneへの着信やメッセージの確認のほか、アプリのプッシュ通知やメッセージの内容をスマートウォッチのディスプレイで確認できます。
一方、Googleが開発した専用OS「WearOSbyGoogle」は、Androidスマートフォンに対応しており、GoogleアシスタントやGoogleマップを使用できたり、通話やメッセージ通知、GooglePlayMusicなど、Googleが提供している多種多様なアプリを使用できたりするので、自分でカスタマイズをしやすいのが魅力です。
スマートウォッチには、充電の時間やメモリサイズ、内臓HDDの容量などの差がありますので、みなさんがどのような用途で使用したいのか、あるいはどのような環境で使用したいのかをしっかりと品定めをしてから購入されることをお勧めします。
2、スマートウォッチの選び方
この章では、スマートウォッチを選ぶ際に、どのようなことにこだわって選んだらよいかをご紹介します。
みなさんが日常生活において、どのようにスマートフォンを活用したいかなど、さまざまなこだわりを持って選んでいただくにあたって、考慮したいポイントについてご紹介します。
(1)用途を考える
スマートウォッチの使用用途は、大きくわけると2つに分かれます。まず、スマートフォンの機能を拡張したり補完したりするデバイスとしての活用、もう1つが健康管理ツールとして使う方法です。スマートフォンを選ぶ際には、どのようなシチュエーションで使用するのか、またどのような機能が必要なのかを、あらかじめ確認することをお勧めします。
(2)ビジネス用途を考慮する
スマートウォッチには、電話やメールの送受信や、SNSの投稿通知などを確認できる基本機能のほかに、タスク管理やスケジュール管理機能を搭載したモデルがおすすめです。スマートウォッチを使えば、スマートフォンを取り出さなくても通知を確認したりできるのと同時に、また簡単な返信などができるため、打ち合わせ中などでもさりげなく情報を確認することができるので、大変便利です。また最新型のスマートウォッチになると、ワイシャツの袖口に通るぐらいの薄型タイプもあるので、ビジネスシーンで使用する際に大変便利になっています。
(3)トレーニングツールとしての用途を考慮する
スマートウォッチの中には、ランニングやサイクリングの記録をGPSデータから活用し記録できるものも数多く発売されています。GPSを活用したナビゲーション機能があれば、自分がどの程度運動量をこなしているか、どこのコースを通ったのかなどを記録することができ、大変便利です。特に、走行距離や脈拍、消費カロリーの計測などの機能が搭載されていれば、トレーニングプランを立てる際のバックデータとして活用できます。また、トレーニング中に音楽を楽しみたい人の場合は、音楽再生機能付きのモデルを選びましょう。Bluetooth対応のイヤホンを使えばコードレスで音楽を楽しむこともできます。その他、運動時に装着をしておく場合には、フィット感や重さにもこだわるとよいでしょう。
(4)健康管理ツールとしての用途を考慮する
健康管理ツールとしてスマートウォッチを活用する場合には、歩数、心拍数、運動量、消費カロリー、血圧、睡眠状態などを計測できる機種が適しています。これらの機種では、一定時間動作がないと運動を促進する通知が来たり、心拍数や脈拍と考慮してストレスチェックができたりと、健康状態を図るバロメータを簡単に入手することができます。特に、睡眠の質を高めたい人にとっては、心拍数や脈拍、呼吸の状況などから睡眠の状況を把握できるスマートウォッチを使用することで、より睡眠にこだわるためのバロメータを把握することができるでしょう。
3、選ぶ際に困った場合は「WearOSbyGoogle」
スマートウォッチを選ぶときに迷っている場合は、その後の選択肢が豊富なAndroid対応スマートウォッチを購入することをお勧めします。実際、Android対応のスマートフォンでスマートウォッチは、AppleWatch以外のほぼすべての機種ともいえるので、既に所持しているスマートフォンとの連携を気にしなくてもいいところがメリットです。もともとスマートウォッチのほとんどは、AndroidとiOSの両方に対応しているのですが、最近ではWearOSbyGoogleを搭載した機種を中心に、Android端末でしか利用できないスマートウォッチも登場してきました。さまざまなメーカーが個性的なスマートウォッチを登場させている今、多くの機種からスマートウォッチを選びたい人にとっては、WearOSbyGoogle搭載のスマートウォッチを選べば、既存のスマートフォンとの連携も間違いなく可能でしょう。
また、WearOSbyGoogle搭載のスマートウォッチは、比較的安価なモデルが多いのも魅力です。ハイエンドモデルの機種でも、1万円前後で購入できるスマートウォッチもありますし、低価格で限られた機能だけに限定したモデルを選べば、5千円を切るスマートウォッチもあります。低廉価格の須磨とWatchになると、一般的な健康情報や運動量の情報の管理できる機能に特化しており、その他スマートフォンと連携して音声通話ができる機能などを追加した「シンプルイズベスト」的な機種が多くなっています。はじめてスマートウォッチを使う人が、慣れるためにローエンドモデルの機種を購入するのもありでしょう。
ローエンドモデルの機種でいえば、2023年7月に発売されたXiaomiの「RedmiWatch3 Active」がおすすめです。同等の機種で1万円越えの価格になっていることが多いのに、この機種は5,490円と破格の安さを実現しているのです。低価格でありながらも、健康管理に関する基本的な機能はしっかり押さえたスマートウォッチであり、心拍数や睡眠のモニタリングなどの基本的な健康管理機能に加え、血中酸素レベルやストレスレベルの測定を行う機能も充実しています。低コスト化のために、スクエア型の液晶ディスプレイを採用していますが、画面サイズは1.83インチと大きく見やすく仕上がっていることから、使用中の視認性にも優れています。Bluetooth接続も可能なので、スマートフォンの通話を受けることも可能な点がビジネスユースにもしっかり対応できる機種となっています。
4、スマートウォッチを買うならこだわりたいポイントとは?まとめ
スマートウォッチには、今回ご紹介した機種以外にも、非常に多くの種類のスマートウォッチが発売されています。Amazonなどで商品を見てみても、かなりの数が販売されているので、どれにしようか迷うこともあるかと思いますが、それらの「口コミ」や「評価」を参考に選ぶとまず問題はないでしょう。また、実際に使ってみた結果、機能や用途などに不満を覚えるようになったら、改めて新しいスマートウォッチを購入するのもよいかもしれません。
実際にスマートウォッチを使用してみると「ジョギングするからGPSが欲しい」「決済機能が欲しい」「音楽再生ができる機種がいい」など、さまざまなこだわりポイントも見えてきます。これらのこだわりポイントに応じて、よりハイエンドモデルのスマートウォッチに乗り換えるのがおすすめです。
そういう意味では、ハイエンドモデルの雄であるAppleWatchは、多くのユーザーに愛されていることから、ユーザーの声を反映させた使いやすい機種に仕上がっているので、思い切って購入してみると、その快適さに大満足すること間違いありません。予算に余裕のある人はぜひAppleWatchの購入を検討されることをお勧めします。
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