【永久版】焼酎の種類、飲み方徹底解説

2021年8月30日

こんにちは!買取UPの越智です(^ ^)

今回は焼酎の種類から、おすすめの焼酎、飲み方まで、焼酎について徹底解説します!

・焼酎とは

焼酎画像1
焼酎は日本で生まれた固有の蒸留酒です。
主原材料には芋や麦、米などが使われ、原材料に由来する様々な風味を感じることができます。
九州地方が焼酎の発祥とされており、各地でさまざまな原材料が使われていたため、多種多様な焼酎が誕生しました。
九州地方は温暖な気候であるため日本酒造りが難しく、そのため焼酎文化が発展していったという背景があります。

・焼酎の度数

焼酎のアルコール度数は20~25%程度です。
全国的には焼酎のアルコール度数は25%が主流です。
ただ、九州の大分県や宮崎県では昔から20%の焼酎が飲まれていたようです。
25%の焼酎のほうがしっかりとしたコクが感じられ、一方、20%のほうはマイルドな飲み口があります。

・焼酎のカロリー

焼酎のカロリーは、100mlあたり、甲類焼酎で約200kcal、乙類焼酎で約170kcalです。
蒸留酒である焼酎には糖質やプリン体が含まれていません。

・焼酎の作り方

焼酎は大まかに「発酵」、「蒸留」、「熟成」という工程を経てつくられます。

・発酵

発酵とは、原材料の糖分を焼酎酵母がアルコールに変換することです。
焼酎の原材料は、主原料(芋や麦など)、米麹、水、焼酎酵母の4つです。
一次仕込みとして米麹、水、焼酎酵母を混ぜ合わせて発酵を進める素をつくります。
二次仕込みとしてそこに主原料を加え、本格的な発酵を進めます。
この発酵された液体は醪(もろみ)と呼ばれます。

・蒸留

醪が完成したら次はいよいよ蒸留です。
蒸留とは、液体を熱して蒸気に変換させ、その蒸気を冷やすことで再び液体に戻す作業のことです。
液体が蒸発する温度は成分によって異なります。
焼酎の醪を蒸留することは、アルコールや香り成分のみを分離させて純度を高めることが目的です。

・熟成

蒸留が終わった焼酎は熟成が行われます。
蒸留したての焼酎はまだ味わいが荒々しく、数か月寝かせることでその味わいと香りはまろやかになっていきます。
熟成が終わった焼酎は最適な味わいにブレンドされ、飲みやすいアルコール度数に加水調整された後に瓶詰めされます。

・甲類焼酎と乙類焼酎の違い

甲類乙類焼酎画像2
・甲類焼酎
甲類焼酎はシンプルでさらりとした味わいが特徴です。
連続式蒸留機を使用した蒸留が行われます。
そのため、何度も蒸留を繰り返すことで生まれる純度の高いアルコールの風味を感じることができます。
甲類焼酎はほのかな甘みとクセのない香りから、サワーやカクテルのベースとしてよく使われています。

・乙類焼酎

乙類焼酎は、原材料の個性をはっきりと感じることのできる個性的な焼酎です。
蒸留には単式蒸留器が使用されており、原材料由来の香りや味わいを焼酎から感じることができます。
多種多様な原材料が使われた種類の豊富さが特徴で、本格焼酎と呼ばれることもあります。

・焼酎の種類

・芋焼酎

芋焼酎画像3
芋焼酎は蒸した芋の風味が特徴の焼酎です。
鹿児島県と宮崎県南部が主な産地で、原材料にはさつま芋が使われます。
さつま芋の優しい甘味が感じられ、どんな飲み方でも割り負けしないしっかりとした味わいがあります。
近年は原材料のさつま芋の品種改良が進んでおり、オレンジやマスカット、ライチなどのフルーティーな香りの芋焼酎が注目を集めています。

・麦焼酎

麦焼酎画像4
麦焼酎は香ばしい風味とやさしい飲み口が特徴です。
大麦を原料とした焼酎で、大分県や長崎県が麦焼酎の主な産地とされています。
麦の軽い風味が楽しめるライトなタイプから、樫樽熟成させたウイスキーのようなしっかり田一布まで様々あります。
個性はありますが飲み飽きしない味わいから、麦焼酎を晩酌酒としている方も多いです。

・米焼酎

麦焼酎画像4 1

米焼酎画像5
米焼酎は爽やかでライトな味わいの焼酎です。
さらりとした軽快な飲み口があり、日本酒に感じるフルーティーな吟醸香に似た風味を持っています。
熊本県の球磨地方が発祥とされています。
軽い味わいなので焼酎に慣れていない方におすすめです。

・そば焼酎

そば焼酎画像6
そば焼酎はあっさりとした独特の風味を楽しめる焼酎です。
そばならではの固有の香りと飲みやすさがあります。
主要産地は、発祥地である宮崎県、そばの産地である長野や北海道などです。
そば焼酎をそば湯で割った「そば湯割り」というツウな飲み方もあります。

・黒糖焼酎

黒糖焼酎画像7
黒糖焼酎は奄美地方で生産される甘い風味の焼酎です。
鹿児島県と沖縄県の中間にある奄美大島が原産で、サトウキビからつくられる黒糖を原材料としています。
ほのかに甘く爽やかな口当たりの黒糖焼酎は、奄美大島の特産品として全国的に有名になりました。

・泡盛

泡盛画像8
泡盛は沖縄県で親しまれている焼酎です。
原材料にはタイ米を使った黒麹米のみが使われるのが特徴で、独特の甘い香りと厚みのある味わいが特徴です。
3年以上熟成された泡盛は「古酒(クース)」と呼ばれ、バニラのような上品な香りとまろやかな口当たりを楽しむことができます。

・その他の焼酎

焼酎には非常に多様な原材料が使われています。
これまで紹介した芋や麦などの種類以外では、胡麻焼酎や、栗焼酎、酒粕焼酎、里芋焼酎、紫蘇焼酎などがあります。

・焼酎選びのポイント

焼酎の種類が決まったら、次はどんな味わいにするかですね。
その際に、蒸留方法の違いを覚えておくと、焼酎が選びやすくなります。

・減圧蒸留

減圧蒸留とは、蒸留機に圧力をかけることで沸点の温度を下げ、低温で蒸留を行う蒸留方法です。
減圧蒸留でつくられた焼酎はフルーティーな香りが抽出されやすく、味わいは雑味が少なくクリアになります。
すっきりタイプの焼酎を飲みたいときは減圧蒸留の銘柄を選ぶと良いです。

・常圧蒸留

常圧蒸留とは伝統的な蒸留方法です。
高温で蒸留をするため、加熱による様々な成分が焼酎へと与えられます。
常圧蒸留でつくられた焼酎は香ばしい風味や力強い味わいが特徴です。
個性的で飲みごたえのある焼酎を飲みたいときは常圧蒸留の焼酎がおすすめです。

・おすすめ焼酎ベスト5

5位 瑞泉

キレの良さとコク深さを備えた泡盛です。
泡盛の独特な甘い風味がありながら、後味はすっきりとした飲みやすさがあります。
戦前から沖縄県民に愛飲されてきた歴史ある銘柄です。
購入してからすぐに飲んでも良し、数年寝かして自分だけの古酒に仕上げるのもおすすめです!

4位 二階堂

麦焼酎を代表する定番の銘柄です。
原材料は選び抜かれた大麦100%仕込み。
麹も米麹ではなく麦麹が使われており、麦の甘味と心地よい香ばしさを十分に感じることができます。
発売以来、多くの人に愛されている麦焼酎の定番中の定番です。

3位 だいやめ

熟成した芋を使ったフルーティーな芋焼酎です。
独自開発した熟成方法で香りを引き出した「香熟芋」を使用。
ライチや花のような高貴な香りが感じられ、新しい芋焼酎の風味を楽しむことができます。
飲めば芋焼酎の感覚が変わる、ぜひ一度飲んで見てほしい銘柄です。

2位 白岳 しろ

淡麗でクリアな味わいの米焼酎です。
落ち着いた上品な香りと、軽やかさの中にあるほのかな米の甘味を感じることができます。
クセの無い透明感のある味わいは、料理の素材本来の味を引き立てます。
ロックか水割りにして食中酒としてぜひ。

1位 黒霧島

? 黒麹仕込みの歴史ある芋焼酎です。 とろりとした食感とキレのいい後味があり、クセのない非常に飲みやすい仕上がり。 毎日の晩酌や、食中酒にロックやソーダ割で爽やかに飲むのがおすすめ。 芋焼酎の定番銘柄なので、初心者におすすめ。

・焼酎の飲み方(割り方)

・ストレート
ストレートは焼酎本来の味わいをしっかりと楽しめる飲み方です。
原材料の風味、熟成によるまろやかさ、木樽や甕からくる味わいなどをダイレクトに味わえます。
初めて飲む焼酎や希少価値のある銘柄を飲むときはまずストレートで飲むことをおすすめします。

・ロック

焼酎の個性を感じつつ、ほどよく飲みやすくした飲み方です。
氷によって冷やされることで味はキリリと引き締まり、少しずつ氷が溶けていくことで温度変化も楽しむことができます。
どんな焼酎にでも合いますので、飲み方に困ったときはロックがおすすめ。

・水割り

水割りは口当たりの良いすっきりとした飲み方です。
水で割ることでアルコール度数は抑えられ、味わいもライトになって飲みやすくなります。
どんな食事とも合わせやすく、食中酒として最適な飲み方です。
水の分量を自分で調節できるので、アルコールが苦手な方にもおすすめ。

・お湯割り

お湯割りは焼酎の本場、九州で人気の飲み方です。
香りを引き出す飲み方で、焼酎の風味をよりいっそう強く感じることができます。
お湯割りをつくる際は、「お湯が先、焼酎は後」が鉄則です。
香りや味わいの濃厚な芋焼酎や泡盛、または常圧蒸留タイプの焼酎がお湯割りにおすすめです。

・炭酸割り

炭酸割りは焼酎を最もカジュアルに飲める飲み方です。
炭酸の泡が焼酎の風味を立ち上がらせ、ドライですっきりとした味わいを生み出してくれます。
樽熟成の麦焼酎はソーダ割にすることでハイボールのような味わいになるので特におすすめです。

・まとめ

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いかがでしたでしょうか?
焼酎は日本酒と並ぶ日本の国酒です。
原材料や製法、熟成方法などによって味わいは変わりますし、多彩な飲み方もあります。
みなさんもぜひ焼酎の奥深い世界を味わってみてください!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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