公開日:2022.11.29 最終更新日:2023.06.04

i Phone アクティベーションロック解除の方法

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大事なスマホを落としてしまったとき、最近ではさまざまな弊害が起きることがあります。例えばスマホ決済を当たり前のように使っていた時、その端末を拾った他人が勝手に決裁をして買い物をする可能性もあったり、自身の個人情報や友人の個人情報まで入手されてしまう可能性もあったりと、さまざまな弊害が起きるのです。そのことを踏まえて、各端末では中の情報や操作そのものが他人にはできないよう、さまざまなロック機能を有しており、今回紹介するiphoneのアクティベーションロックもそれらロック機能の1つです。今回はそのアクティベーションロックについて、解除する方法があるかどうかを解説します。

1.アクティベーションロックとは何?

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アクティベーションロックは、基本メニューの「iPhoneを探す」に含まれる機能の一つで、iPhoneを紛失したり盗難されたりした時でも、知らない人に端末の中身を勝手にいじられないよう、iPhoneを保護するための仕組みです。アクティベーションロックは、iCloudの設定で「iPhoneを探す」「iPadを探す」をオンにした時点で有効になりますが、もしアクティベーションロック状態になると、AppleIDのパスワードやiPhoneのパスコードを入力し、アクティベーションロックを解除しないとiPhoneが使えなくなってしまいます。
なお、AppleIDは、その端末に設定した内容が記録される性質があり、中古端末を購入した場合には前の使用者の情報が残っていることも多く、その場合には前の使用者の情報を使ってアクティベーションロックを解除しなくてはならない場合もあります。
ちなみに、自身の端末を他人に譲渡したり売却したりする場合には、自身のIDなどを削除するためには、iphone端末の「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」を選択します。この時、新しいiPhoneに転送するコンテンツと設定を準備してから「開始」をタップすると、あとは画面に表示される指示に従うだけです。データ移行が完了したら、「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」のメニューまで戻り「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップするだけで削除は完了します。

2.アクティベーションロックが存在する理由

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アクティベーションロックを使用することで、紛失や盗難がおきた際でも地震の個人情報などの流出を防ぐことができます。また、iCloud経由で遠隔ロックをかけることもできるので、自分自身だけではなく、その端末の中に入っている他人の個人情報も確実に守ることができます。やはり、アクティベーションロック機能はぜひ有効にしておくのがベストでしょう。

ちなみに、アクティベーションロックがかかる要因には、「iPhoneを探す」機能をONにしたまま初期化してしまった場合や、別端末で使用しているAppleIDを間違って使用した場合など、あるいはiCloudからサインアウトせずにOSのアップデートを実施した場合などが想定されます。また、iPhoneをなくしてしまったために、パソコンからiCloudにアクセスするなどして「探す」機能を使ったときは、自動的に該当する端末にロックがかかります。

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3.アクティベーションロックの解除方法

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ここからは、アクティベーションロックを解除する方法についていくつかご紹介します。

(1)AppleIDとパスワードを入力してロック解除する

アクティベーションロックを解除する最も基本的な方法は、AppleIDとパスワードを入力してロックを解除することです。もし、複数回誤った入力をしてしまった場合には、完全に端末がロックされるので、別の方法でロック解除を試さなくてはなりません。また、中古端末を購入した際にAppleIDとパスワードを求められた場合には、前の所有者に協力してもらう必要があります。端末にもともと登録してあるAppleIDが必要になるため、前の所有者がいなくてはアクティベーションロックを解除することができないからです。

この「AppleID」と「パスワード」がなかなか思い出せない人もいるでしょうが…万が一アクティベーションロックを解除する必要に迫られた場合に、ちゃんと覚えておかないと、肝心な時に困ってしまうので、ぜひ紙に書くなどして覚えておきましょう。特に最近は数多くのアプリを使用することもあって、数々のIDとパスワードが必要なサービスが増えてしまった結果、複数のIDやパスワードを設定してしまう事もあり、その結果どれがどのパスワードかわからなくなってしまう可能性もあり得ます。

(2)iCloud.comからアクティベーションロックを解除する

(1)の方法を実践する時、目の前に端末がない場合でも、iCloud.Comを経由してアクティベーションロックを解除することがあります。特に中古端末などを譲り受け、そのiPhoneがアクティベーションロックで保護されている場合は、前の所有者にIDとパスワードを聞いて自分で入力を行うか、前の所有者にiCloudにアクセスしてもらい、ロックの解除を行ってもらう必要があります。iCloudを使用した場合でも、複数回IDやパスワードの入力を誤ってしまうと、ロックがかかってしまいます。そうなってしまえば、Appleサポートに問い合わせるか、Appleショップやiphoneショップに持ち込んで対応してもらうかのいずれかの方法しかありません。

(3)Tenorshare 4MeKeyを使って、アクティベーションロックを解除する

(1)や(2)の方法でアクティベーションロックが解除できない場合は、専用のアプリやソフトを使って解除することを試みることもできます。有名なアプリとしては「Tenorshare 4MeKey」があり、パソコンにインストールして使います。このアプリは初心者でも手軽に扱えるように設定されており、指示に従って設定していくことでロック解除も容易です。ちなみにこのアプリは無料なので、使用したい場合はこのアプリ名称でweb検索してみてください。比較的簡単に公式サイトにたどり着くことができます。

(4)アクティベーションロック解除ツールを使う

(3)に紹介したアプリ以外にも、アクティベーションロックを強制解除するツール・ソフトは多くあります。基本的な仕組みとしては、そのアプリが端末の情報にアクセスしてIDやパスワードを解析して不明な情報を入手することができたり、アプリを通じてアクティベーションロックを強制解除できたりと、さまざまな機能を持ち合わせています。本当に困った時に利用してみる手は十分あるでしょう。なお、最近ではiphoneツールであるように見せかけて、その端末の個人情報やクッキーをスキミングするソフトや、PCにクラッキングするソフトも多数登場しているので、実際にインストールする際にはそのソフトやアプリ名で詳しく検索し、口コミなども十分考慮したうえで安全なアプリ等を使用するように心がけましょう。

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4.アクティベーションロックが解除できない場合

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もし、上記の方法を試してもアクティベーションロックが解除できない場合は、Appleサポートに連絡して、アクティベーションロックを解除するように依頼できます。この場合だと、特殊なソフトやツールを使う必要もないので、確実な方法と言えます。なお、Appleに連絡をする時には、購入を証明する書類の提出が求められる場合があるので手元にない場合はさがしておきましょう。それ以外の方法では、iPhoneの修理を行う業者に持ち込みして相談すれば、ロック解除を行ってくれることもあります。事前に問い合わせて対応が可能かどうかを確認されることをお勧めします。

5. iPhoneのアクティベーションロックについてのまとめ

アクティベーションロックは、iCloudの設定にある「iPhoneを探す」をオンにした時点で有効化されます。アクティベーションロック状態になると、AppleIDのパスワードやiPhoneのパスコードを入力してアクティベーションロックを解除しないとiPhoneが使えなくなりますので、まず自分自身がアクティベーションロックをオンにしたかどうかを確認しておきましょう。

アクティベーションロックは、紛失や盗難に遭った際はとても頼りになる機能ですが、他人からiPhoneを譲り受けたり、中古店で購入したりした場合には、アクティベーションロックがかかっている可能性があるので注意が必要です。新品の端末であっても、個人情報の保護のためにアクティベーションロックをかけることもあるので、日ごろからAppleIDやパスワードを紙に書きだして秘匿できる場所に保管しておくなど、適切な対処をしておくことをお勧めします。

ユーザーにとっては、個人情報を守ってくれるアクティベーションロック機能ですが、使い方によっては困ったことになる可能性もあります。ユーザーのみなさんは、AppleIDとパスワードの取り扱いに十分注意して端末を活用されることをお勧めします。

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