公開日:2026.06.28
【店長が解説】リサイクルショップで買取できない物5選|実際に困った持ち込み事例
1.リサイクルショップの店長が作った「実際に困る持ち込み」ランキング
今回のランキングは、単純に「買取できない物ランキング」ではありません。査定相談の件数が多く、お客様からすると売れると思われていることが多いにもかかわらず、実際には買取が難しいケースが多かった商品を選んでいます。言い換えると、お客様とリサイクルショップとの間でギャップが生まれやすい商品とも言えるかもしれません。
実際に査定していると、「えっ、これもダメなんですか?」と言われることがあります。一方で、「こんなの売れないと思っていた」という商品が意外な査定額になることもあります。
ランキングをご覧いただいて、中古市場というのは、それくらい需要によって価値が変わるなんだということを、みなさんにお伝えしたいと思います。
売れるの?
最近はかなり数が減りましたが、それでも年に何件かはご相談をいただくのがひな人形です。特に多いのは実家整理や空き家整理の現場です。長年使われずに倉庫や押し入れに保管されていた物が見つかり、「これも一緒に見てほしい」とご相談いただくケースがあります。
少し前にも、実家の売却を控えたお客様からひな人形の買い取りについてご相談をいただきました。ご実家の片付けをしていたところ、ひな人形のセットが出てきたそうです。「当時はかなり高かったと思うんですけどね」と話されていましたが、実際に見てみると現在の中古市場では需要がほとんどない事をご説明しました。
買取が難しいの理由の一つが、中古市場での需要が限られていることです。ひな人形は「子どもの健やかな成長を願う」という意味合いが強く、「新しいものを購入したい」と考える方が多いため、中古品を選ぶ人はあまり多くありません。また、飾る機会が年に一度と限られていることや、住宅事情の変化によってコンパクトなひな人形が人気になっていることも影響しています。
さらに、ひな人形は一式そろっていることが重要です。人形だけでなく、ぼんぼりや屏風、台座、小物などに欠品があると査定が難しくなります。保管中に湿気や日焼けで顔や衣装に傷みが出ることも多く、状態によっては再販が難しいケースもあります。
ただし、有名作家が手掛けた作品や老舗メーカーの高級ひな人形、保存状態が非常に良いものは査定対象になる場合があります。「古いから売れない」と自己判断せず、一度査定に出してみることをおすすめします。
意外かもしれませんが、マッサージチェアも非常に相談の多い商品です。マッサージチェアは購入時の価格が高額なため、「高かったから売れるだろう」と考えられる方が多いのです。実際、Panasonicやフジ医療器の上位モデルになると30万円、40万円を超えることも珍しくありません。
ただ、問題は故障している場合です。以前、大阪府和泉市のお客様から査定依頼をいただいたマッサージチェアは、購入当時40万円以上したそうですが、リクライニング機能が故障していました。マッサージ機能も一部しか動かず、お客様自身も「修理するか迷ったけど高かったので」と話されていました。
マッサージチェアが難しい理由は、まず重量です。大型モデルになると80kgや100kg近くあることもあります。さらに戸建て住宅の2階に設置されていたり、マンションの上層階に置かれていたりすることも多く、搬出だけでもかなりの作業になります。
加えて、故障している場合は修理費用も高額になりがちです。エアバッグ、モーター、リクライニング機構など複雑な構造を持っているため、簡単に修理できる商品ではありません。その結果、「運搬が大変」「修理代が高い」「需要も限られる」という状況になり、リサイクルショップとしては慎重にならざるを得ないのです。
もちろん比較的新しいモデルで状態が良ければ需要があります。しかし故障しているマッサージチェアについては、実際の査定現場でも対応に悩むことが非常に多い商品です。
実家整理や子ども部屋の片付けで必ずと言っていいほど出てくるのが学習机です。そして、お客様からすると「まだ使えるのに」という気持ちが最も強い商品の一つかもしれません。
実際に査定へ伺うと、「子どもが小学校に入る時に買ったんです」「結構高かったんですよ」といったお話をよく聞きます。中には20年以上前に購入された学習机もありますが、丁寧に使われていて状態が良い物も少なくありません。
ただ、中古市場では少し事情が違います。昔の学習机は本棚や収納が一体化していて非常に大型です。当時は人気がありましたが、現在は住宅事情やライフスタイルの変化もあり、コンパクトなデスクを選ぶ方が増えています。
また、学習机は保管スペースを取ります。リサイクルショップ側としても、売れるまでの間ずっと大きなスペースを確保しなければなりません。しかも中古市場での動きはそれほど活発ではありません。
実際の査定現場でも、「まだ十分使えるのに難しいんですね」と言われることがあります。そのたびに申し訳ない気持ちになるのですが、需要と供給のバランスを考えると、どうしても査定が難しいケースが多いのです。特に20年以上前の大型学習机については、相談件数も多く、リサイクルショップとして悩む商品の代表格と言えるでしょう。
リサイクルショップの査定現場でかなりの確率でご相談をいただくのがマットレスです。特に引っ越しや買い替え、実家整理のタイミングで、「ベッドフレームと一緒に見てほしい」というご依頼を受けることがあります。
ただ、正直なところマットレスはリサイクルショップ側として非常に悩ましい商品です。
少し前にも大阪府堺市のお客様からご相談をいただきました。引っ越しに伴う整理とのことで、ベッドや家具と一緒にマットレスも査定してほしいという内容でした。見た目はそこまで悪くありませんでしたが、よく確認するとシミがあり、長年使用されていたことが分かる状態でした。
お客様からすると「まだ普通に寝られるんですけどね」という感覚です。実際、その通りだと思います。
しかし中古市場では少し事情が違います。
マットレスは毎日身体が触れる商品です。そのため購入を検討している方は衛生面を非常に気にされます。家電や家具と違い、直接身体が接触する時間が長いため、「中古なら何でもいい」という考え方になりにくいのです。
さらにシミや臭いがある場合は査定がかなり厳しくなります。これは私たちの査定基準というよりも、中古市場全体の傾向です。もし自分が中古のマットレスを買う立場だったらどう感じるか。そう考えるとイメージしやすいかもしれません。
また、マットレスは非常に大きいため保管場所も必要です。配送コストも高くなります。
つまり、衛生面の問題→需要が少ない→保管コストが高いという流れになってしまうのです。
もちろん例外はあります。
シモンズ、シーリー、サータといった高級ブランドで、さらに状態が良好な商品であれば査定できるケースもあります。実際に来客用として使用されていた高級マットレスに査定額が付いたこともあります。
ただ、一般的な使用済みマットレスについては、リサイクルショップ側としてもかなり慎重な判断になることが多い商品です。
今回のランキングで最も相談件数が多く、そしてリサイクルショップ側が一番対応に悩む商品が製造15年以上の冷蔵庫です。
冷蔵庫が1位なのは意外に思われる方もいるかもしれません。冷蔵庫は生活必需品ですし、中古市場でも需要があります。実際、比較的新しい冷蔵庫は買取UPでも査定依頼が非常に多いジャンルです。
しかし、15年以上前の冷蔵庫となると話は変わります。
実際の査定現場では「まだ普通に冷えるんです」「壊れたこともないんです」というご相談をよくいただきます。確かに冷蔵庫は丈夫です。20年近く使用できることもあります。
しかし、中古市場で求められているのは「動く冷蔵庫」だけではありません。
今の冷蔵庫と比べると、省エネ性能が大きく違います。例えば15年前の冷蔵庫と現在の冷蔵庫では、年間の電気代にかなり差が出るケースがあります。中古品を探している方も、そのあたりを気にされることが増えています。
さらに冷蔵庫は24時間365日動き続ける家電です。年数が経過しているほど故障リスクも高くなります。中古で販売した直後に故障してしまう可能性もあるため、ショップ側としては慎重にならざるを得ません。
そしてもう一つ大きいのが家電リサイクル法です。冷蔵庫は家電リサイクル法の対象商品です。
つまり買取できなかった場合でも処分には費用が発生します。
大型商品で運搬も大変、保管場所も必要、そのうえ需要が少ないとなると、どうしても査定が難しくなってしまいます。
実際に査定へ伺うと「もっと早く相談すればよかった」と言われることがあります。
冷蔵庫は年式による影響が非常に大きい家電です。不要になった時点で早めに相談することが、高く売るためのポイントとなりますので、この機会にぜひ覚えておいてください!
2.なぜ買取できないのか?
ここまで、買い取りが難しいアイテムのランキングをご紹介してきました。
これらのアイテムは、「まだ使えるのに、なぜ買取できないの?」と思われる方もいるかもしれません。実際、査定現場でも一番多い質問です。
理由は大きく分けると三つあります。
3.実はこんな物は喜ばれる
例えば電動工具ですが、マキタやHiKOKI、MAXなどの人気メーカーは中古市場でも需要があります。
実際に査定現場でも「職人を引退するので整理したい」「40Vへ統一するので売りたい」というご相談をよくいただきます。
また比較的新しいエアコンも人気があります。ダイキン、Panasonic、三菱電機などの人気メーカーは中古市場でも需要があります。
さらにブランド家具も歓迎されるジャンルです。カリモクや飛騨産業、マルニ木工などは探している方も多くいらっしゃいます。
業務用品も人気があります。厨房機器や店舗用品、業務用工具などは法人需要があるため査定しやすい商品です。
そして一番分かりやすいのが未使用品です。箱入りの未使用家電や贈答品は査定しやすく、需要も安定しています。
これらのアイテムを査定させていただけると、みなさんにご満足いただける査定額を出せる、そんな自信があるんです!
4.買取の際に気になるQ&A
5.買取UPはどんなアイテムでも買取対応します
今回ご紹介したように、リサイクルショップでも買取が難しい商品はあります。しかし実際の査定現場では、お客様が「絶対無理だと思っていた」という商品に意外な査定額が付くことも少なくありません。
特に工具やエアコン、ブランド家具、業務用品などは思った以上の金額になるケースがあります。また、一つの商品だけでは難しくても、家の整理や倉庫整理で複数の商品をまとめて査定することで、買取させていただくことができるケースもあります。
買取UPでは家電、家具、工具、ブランド品、業務用品など幅広いジャンルの査定に対応しています。他店で断られた商品や、売れるかどうか分からない商品でも、まずはお気軽にご相談ください。
処分してしまった後では査定はできません。だからこそ、「どうせ無理だろう」と決めつける前に、一度査定へ出してみることをおすすめします。思わぬ価値が見つかるかもしれませんし、処分費用をかけずに整理できる可能性もあります。
大阪・兵庫・奈良・和歌山で不用品整理や買取を検討されている方は、ぜひ買取UPへご相談ください。




