公開日:2026.09.12

製氷機は古くても売れる?ホシザキIMシリーズ・故障品・動作確認・搬出の買取事情

製氷機は古くても売れる? ホシザキIMシリーズ・故障品・動作確認・搬出の買取事情  1024x516

飲食店の閉店や厨房機器の入れ替えで、製氷機を手放すことになったとき、「10年以上前でも売れる?」「氷ができるか確認できないけど査定できる?」「給排水につながったままでも大丈夫?」と悩む方は多いと思います。

実際の買取現場では、製氷機は厨房機器の中でも需要が高く、古いモデルでも正常に製氷できていれば査定対象になるケースがあります。一方で、業務用厨房機器は家庭用家電と違い、冷えているように見えても一部だけ不調だったり、持ち帰ったあとに症状が出たりすることもあるため、動作確認はかなり重要です。

この記事では、ホシザキIMシリーズをはじめ、フクシマガリレイ、大和冷機などを実際に査定・搬出してきた現場目線で、年式、故障、水垢、外装の凹み、動作確認、給排水の取り外し、閉店時の搬出まで具体的に解説します。

1. 製氷機の買取依頼はほぼ飲食店。圧倒的に多いのは閉店・廃業

daiwa 大和冷機 業務用 製氷機 キューブアイス DRI 35LMF

製氷機の買取依頼は、個人宅から来ることはほとんどありません。ステンレス台やシンクなら個人の方から相談されることもありますが、製氷機は基本的に飲食店、居酒屋、バー、喫茶店など店舗からの依頼です。

その中でも多いのは、やはり閉店・廃業に伴う売却です。厨房機器の入れ替えもありますが、「営業を終了するので厨房をまとめて片付けたい」「退去日までに全部出したい」という相談が非常に多くなります。

製氷機だけでなく厨房一式を売却する場合は、厨房機器の買取ページもあわせて確認してください。製氷機、冷凍冷蔵庫、コールドテーブル、シンク、ステンレス台、フライヤーなどをまとめて査定できます。

2. 多いメーカーはホシザキ・フクシマガリレイ・大和冷機

現場で圧倒的によく見るのはホシザキです。特に全自動製氷機のIMシリーズは流通量が多く、中古市場でも定番です。

そのほか、フクシマガリレイのFICシリーズ、大和冷機のキューブアイス製氷機なども取り扱います。厨房機器全体ではパナソニックも多く、冷蔵機器と一緒に査定することもあります。

メーカー現場でよく見る印象
ホシザキ HOSHIZAKIIMシリーズが特に多い。中古需要も高い
フクシマガリレイFICシリーズなど。店舗厨房でよく見る
大和冷機25kg・35kgクラスなどの相談も多い
その他メーカーモデル・年式・稼働状態を見て個別査定

3. 25kg・35kgタイプが特に多い

買取相談で特に多いのは25kgタイプと35kgタイプです。小規模~中規模の飲食店で使いやすく、中古でも探している店舗が多いサイズ帯です。

もちろん45kg、60kg、100kgを超える大型機もあります。大型になるほど新品価格も上がりますが、設置場所や搬出条件も査定に影響します。単純に「大きいほど高い」とは限らず、次に使う店舗が扱いやすいサイズかどうかも中古相場では重要です。

4. 製氷機は10年超でも売れる?稼働していれば古くても見る

HOSHIZAKI ホシザキ 全自動製氷機 キューブアイス IM 45M

厨房機器全体では、最近は高年式の商品が中古市場に増えている印象があり、冷蔵庫などは10年前後をひとつの目安にすることが増えました。

ただし製氷機は少し別です。製氷機は中古需要が高く、古い年式でもしっかり氷を作れているなら査定できるケースがあります。実際、かなり古い製氷機でも現役で使われていることがあります。

一方で、古い機械ほど故障リスクが高いのも事実です。年式だけではなく、正常に給水できるか、冷却できるか、氷ができるかという実動作を重視します。

店長コメント製氷機って本当に需要が強いです。夏になると「冬の間どないしてたん?」と思うくらい動きます(笑)。古くても、ちゃんと氷を作っている個体ならまず査定してみてください。

5. 一番大事なのは「本当に氷ができるか」

製氷機の査定で一番重要なのは、外観よりも製氷動作です。電源が入るだけでは十分ではありません。水道につないで給水し、冷却し、実際に氷ができるところまで確認できるのが理想です。

厨房機器では「この前まで動いていた」「冷えていた」と聞いて買い取ったあと、持ち帰って確認すると不具合が出るケースがあります。店舗では一つひとつの機械に長時間かけて確認できないこともあるため、売却前に動作状況を正直に教えていただけると非常に助かります。

製氷機なら、査定日まで稼働させておき、実際にできた氷を見せてもらえるのが一番分かりやすいです。スマホで製氷中や氷が溜まっている動画を撮っておいてもらうのも参考になります。

6. 動作確認できない場合は持ち帰り確認になることも

閉店後で水道や電気が止まっている場合、その場で製氷確認ができません。その場合は、状態や条件によっては店舗へ持ち帰って動作確認を行い、確認後に査定を確定する形になることがあります。

製氷機は水道につながなければ本当の動作確認ができないため、「電源が入ったからOK」とは判断しにくい商品です。店舗側で一時的に電気や水道を使えるのであれば、査定日だけでも使える状態にしてもらえるとスムーズです。

持ち帰り確認になる場合は、その場で買取金額を確定・支払いできないケースがあります。動作確認後に振込などで精算する形になるため、閉店日ギリギリより余裕を持って査定を依頼する方が安全です。

7. 「冷えない・氷ができない」製氷機はどうなる?

フクシマ 業務用 全自動製氷機 厨房機器 FIC A65KV

製氷機で多い不具合は、単純に冷えず、氷ができない症状です。給水、冷却系、センサー、ポンプなど原因はさまざまですが、修理内容によっては費用が大きくなります。

そのため、正常品と同じ金額では査定できません。ただし製氷機は需要が高いので、機種や状態によってはジャンク状態でも相談できる場合があります。

「壊れているから絶対0円」と自己判断するより、型番と状態を送って一度確認してもらう方がいい商品です。

製氷機の既存買取ページには、製氷機・アイスディスペンサーの買取実績も掲載しています。実際のモデルや価格帯を見る際の参考にしてください。

8. 水垢・カルキ汚れより、外装の凹みや破損の方が査定に響きやすい

ホシザキ HOSHIZAKI チップアイスメーカー 製氷機 CM 100K 50

製氷機は水を使う機械なので、庫内や給水部分に水垢やカルキ汚れが付いていることは珍しくありません。通常使用による汚れであれば、それだけで大幅減額になることは多くありません。

それより気になるのは、ステンレス外装の大きな凹み、扉の変形、足回りの腐食や破損などです。製氷機は重量があり、移動時に脚やキャスター周辺へ負荷がかかるため、古い機械では足回りが弱っていることがあります。

見た目を完璧に磨いてから査定に出す必要はありません。掃除してもらえればもちろん嬉しいですが、清掃の有無だけで査定額が大きく変わることは基本的にありません。

9. 給排水につながったままでも取り外しから対応

業務用製氷機は給水・排水につながった状態で設置されていますが、買取時は取り外しから対応可能です。

作業時には水の止水を確認し、お客様にも状態を見てもらいながら取り外します。ただし、取り外し後の配管工事や内装の原状回復までを行うわけではありません。退去時に配管処理や設備工事が必要な場合は、管理会社や設備業者と別途調整してください。

10. 搬出で困るのはカウンター越し・狭い通路・片付いていない厨房

ホシザキ HOSHIZAKI 全自動製氷機 製氷機 キューブアイス 業務用 IM 25L

厨房機器の買取で商品以上に時間がかかるのが搬出です。製氷機自体は台車に載せれば動かしやすいですが、厨房内が狭かったり、カウンターの内側に設置されていたりすると難易度が上がります。

現地に着いてから「実はこのカウンターを越えないと出せません」と言われるケースもあります。傷や事故のリスクがあるため、無理な乗り越え搬出や建物の解体を前提にした作業はできません。

お客様主導で搬出を手伝っていただくケースもありますが、基本は搬出経路が確保されていることが前提です。冷蔵庫の中に食材が残っている、通路に荷物が積まれている、製氷機の上に物が山積みという状態は、先に片付けておいてもらえると本当に助かります。

これだけは査定前にお願いします①動作確認できるよう電気・水道を使える状態にする、②製氷機の中身を空にする、③入口までの搬出経路を空ける。この3つだけで当日の作業時間がかなり変わります。

11. 基本は2名作業。台車・養生・パワーゲート車で搬出

厨房機器の出張買取は、基本的に2名で対応することが多いです。台車を使い、必要に応じて床や壁を養生し、トラックにはパワーゲートがあるため積み込み自体はスムーズにできます。

ただし大型機器が複数ある場合や、階段・段差・特殊な搬出経路がある場合は、人数や作業時間が変わります。査定時に店舗の入口、段差、カウンター、駐車位置まで分かる写真があると人員を組みやすくなります。

12. 閉店日ギリギリまで相見積もりするのは意外と危険

厨房機器は相見積もりが多いジャンルです。少しでも高く売りたいのは当然ですし、実際に他社がかなり良い金額を出していることもあります。

ただし大型案件は、買取店側もトラックとスタッフを長時間確保する必要があります。まだ依頼が確定していない段階で一日を空け続けることはできません。

ギリギリまで比較して、退去直前に「やっぱりお願いします」と連絡をいただいても、すでに予定が埋まっていれば対応できません。価格だけでなく、確実に希望日に撤去できるかまで含めて早めに決めることをおすすめします。

13. 製氷機単品より、厨房一式だと査定を組みやすい場合も

製氷機は単品でも需要があるため査定しやすい商品ですが、閉店案件ではコールドテーブル、冷蔵庫、シンク、ステンレス台、吊戸棚、フライヤー、コンロなど一式で相談されることが多いです。

大型1点だけが古く、2名作業が必要となると単品では条件が合わないケースもあります。しかし厨房一式ならトラック1台の中で作業効率を組めるため、単品では難しい品物もまとめて引き取れることがあります。

特にステンレス作業台、シンク、吊戸棚、ダクト周辺のステンレス部材、ボウルなどは中古需要があるため積極的に査定しています。

14. 実際の製氷機買取実績を見ると価格差は大きい

製氷機はメーカー、製氷能力、年式、状態で価格差があります。買取UPの掲載実績でも、25kgクラスから100kg超の大型機まで幅広く取り扱っています。

掲載実績例掲載最高買取価格の例
ホシザキ IM-25L25,000円
ホシザキ IM-45M40,000~50,000円の掲載例
大和冷機 DRI-35LMF100,000円
フクシマガリレイ FIC-A45KT60,000円
フクシマガリレイ FIC-A65KV33,000円
ホシザキ IM-35M-2100,000円
ホシザキ CM-100K-5045,000円
ホシザキ IM-115WM50,000円

※上記は掲載実績例です。買取価格は年式、状態、製氷能力、付属品、搬出条件、市場相場などで変動します。

高価買取例だけを見て判断するのではなく、型番シールと現在の動作状態をセットで見てもらうことが大切です。同じIMシリーズでも年式や状態で金額は変わります。

15. 査定時に送ってほしい写真・情報

送ってほしいもの確認する理由
本体全体の写真サイズ・外装状態の確認
型番・シリアルシールモデルと年式確認
実際にできた氷の写真製氷動作の確認
製氷中の動画給水・製氷状況の参考
凹み・サビ・破損箇所減額要因の事前確認
設置場所の写真取り外し・搬出方法の確認
入口までの搬出経路必要人数・台車使用の判断
閉店日・退去期限トラックと人員確保のため

とくに「できた氷」と「型番シール」があると査定が進めやすくなります。氷ができるまで時間がかかるので、訪問してから初めて電源を入れるのではなく、事前に動かしておいてください。

16. 個人で発送するより出張買取向きの商品

製氷機は重量があり、給排水の取り外しも必要なので、個人売買で全国発送するには手間がかかります。大型厨房機器は一般的な宅配便で扱いにくく、梱包、持ち込み、荷受け方法まで考える必要があります。

直接引き取りなら発送は不要ですが、知らない個人に店舗や住所を伝え、搬出まで任せる不安もあります。閉店期限がある場合、当日キャンセルや車両に積めないといったトラブルも困ります。

製氷機のような重量物は、査定・取り外し・搬出まで一度で対応できる買取店へ相談する方が手間を減らしやすい商品です。

17. 製氷機が高く売れやすい条件

製氷機で査定を付けやすいのは、メーカー・型番・年式が確認でき、実際に氷ができていることが分かる個体です。とくにホシザキのIMシリーズなど流通量が多いモデルは、中古で探す店舗も多く、状態が良ければ評価しやすくなります。25kg・35kgクラスのように設置しやすいサイズも相談が多い一方、大型機は次の設置先や搬出条件まで含めて相場を判断します。

付属品よりも製氷能力そのものが重要ですが、扉やフィルター、脚など本体に必要な部品が欠けていないこと、外装に大きな凹みがないこと、給排水接続部が破損していないことも査定では確認します。そして何より、査定当日に氷ができている状態を見せてもらえるのが一番です。

逆に『この前まで動いていました』だけでは、業務用機器では判断しにくいのが正直なところです。写真査定では高めの想定を出せても、現地で製氷できなければ最終金額が変わる可能性があります。最初から状態を正確に共有してもらう方が、お客様側も査定額のズレを防げます。

18. 閉店・退去が決まったら製氷機だけでも早めに査定を

閉店案件でよくあるのが、『今日まで営業するので機械は止められない』『営業終了後にすぐ搬出してほしい』という相談です。もちろん営業中に必要な製氷機を何日も前から外すわけにはいきません。だからこそ、実際の引取日は後でも、型番写真と退去日だけ先に共有してもらうのがおすすめです。

大型厨房案件は、トラック、人員、作業時間をまとめて確保します。営業最終日の夜や翌朝など時間指定がある場合、数日前に初めて依頼するより、早めに予定を押さえた方が確実です。製氷機だけなら短時間でも、冷蔵庫やコールドテーブル、フライヤーまで一式になると作業時間は一気に伸びます。

実際の現場では、お客様が最後の営業を終えてフライヤーの油を抜き、こちらが横で厨房機器を搬出し、最後はなぜか一緒に『お疲れさまでした』という雰囲気になることもあります(笑)。閉店日の作業は時間との勝負なので、売却する物・残す物・搬出経路だけでも先に整理しておいてください。

19. 相見積もりは普通。ただし製氷機は価格だけで決めない

daiwa 大和冷機 業務用 製氷機 キューブアイス DRI 35LMF 1 1

厨房機器は相見積もりが多く、製氷機は需要が高いので各社がしっかり金額を付けるジャンルです。実際に他社の査定額を聞いて『その金額には敵いません』とお断りすることもあります。競争がある分、お客様にとっては比較する価値のある商品です。

ただし、数千円高いかどうかだけでなく、給排水の取り外しができるか、希望日に来てもらえるか、ほかの厨房機器もまとめて運べるかまで確認してください。閉店・退去では、最終的に『確実に全部出せる』ことの方が重要になるケースも多いです。査定だけでも構いませんので、相場を知る一社として買取UPも使ってもらえればと思います。

20. まとめ|製氷機は古くても、まず「氷ができる状態」で査定を

業務用製氷機は厨房機器の中でも中古需要が高く、ホシザキIMシリーズを中心に、フクシマガリレイ、大和冷機など幅広く査定できます。

年式が古くても正常に製氷できていれば買取できるケースがあります。一方で、製氷機は電源が入るだけでは状態を判断できないため、できれば査定当日は水道と電気を使えるようにし、実際に氷ができている状態を確認できるようにしてください。

水垢や通常の汚れを完璧に落とす必要はありません。それより、外装の大きな凹み、破損、故障症状、設置状況を正直に伝えてもらう方が査定は正確になります。

製氷機の売却を検討している方は、製氷機・アイスディスペンサー買取ページから実績を確認できます。厨房一式の閉店・撤去なら厨房機器買取ページからまとめてご相談ください。

「古いから無理かな」「今日まで営業しているからまだ動かせない」という状態でも、まず型番と写真だけ送ってもらえれば相談できます。閉店日が決まっている場合は、価格比較と同時に搬出日も早めに確保しておくのがおすすめです。

買取UP大阪堺鳳店の店舗情報

運営会社買取UP大阪
所在地大阪府堺市西区鳳西町1-92-5
電話番号0722-66-6669
営業時間10時-19時(水曜日定休日)
LINE査定LINE査定はこちら
image 16