公開日:2022.06.27 最終更新日:2022.09.04
『リユースパソコンでも問題ない?!とっておきのリユースパソコンを見つけるポイント』
最近、パソコンの中古品のことを「リユースパソコン」と言う名前で売られていることが多くなりました。
「中古パソコン」よりも聞こえがよさそうですが、聞こえがいいだけではなく、信頼のおける整備がなされてから販売されるので、正直言ってあたりはずれもなく、財布にやさしくパソコンを手に入れることができるので、おすすめです。
今回は、そんなリユースパソコンの選び方、自分が使っているパソコンをリユースパソコンとして販売することなど、さまざまな事柄についてご紹介します。
1.リユースパソコンとは?
リユースパソコンとは、企業などが社員用として貸与したパソコンや、レンタル用途で使用されたパソコンを
メンテナンス後に再販売を行うもので、比較的状態の良いパソコンです。
再販売される際には、前の使用者が使用していた時の個人情報などを保護するために、いったんOSが削除されたり、ハードディスクが再換装されることも多いので、「外見は使用感があるが中身は新品」と言うようなものも存在します。
そのため、機器そのものの状態が良いにも関わらず「使用品」の扱いになることから、一般的な中古品に近い価格で購入することも可能です。
また、購入するときに「OSの選択」「オフィスソフトの有無」を選べるショップもあるので、使用用途に応じて機種を選ぶ選択肢も豊富になっています。
2 リユースパソコンを購入するには?
リユースパソコンを購入するには、さまざまな方法がありますが、最も多いのは、オンラインショップで探して購入する方法です。
オンラインショップでは、OSを選択できたり、マイクロソフトオフィスや同種ソフトのインストールを選択できるなど、購入バリエーションが豊富です。
複数の業者がオンライン上でしのぎを削っていることもあり、どのショップにするかを選ぶことができるのも購入側にとっては魅力です。
その他、オークションやフリマアプリで購入する方法もあります。
パソコンを格安で手に入れたいと思った時に、ネットオークションやフリマアプリを確認する人が多いのも事実です。
販売されているリユースパソコンを見てみると、「未使用に近い」「新品未使用」などのフレーズが多く記載されていて、定価よりも安い価格で販売されていることもあります。
ただし、オークションやフリマアプリは、基本的に出品者が個人である場合が多いため、実際に臨む商品が届くかどうか、保証はありません。
そして、リサイクルショップで購入することもできるのが、リユースパソコンの特徴です。
実際に目利きをして、状況を確認して買い取ったパソコンを再整備して販売しているので、当たりはずれがないのは魅力です。
その代わり、OSのインストールやオフィスソフトの提供などはなされないことが多く、「稼働している現品をそのまま販売する」ケースが一般的になっていますが、店舗によってはパソコンの整備に精通したスタッフがいることもあり、オーダーに対応してくれることもあるでしょう。
リサイクルショップの中には「ジャンク品」と言う触れ込みで、電源は入るが起動しないようなパソコンを販売している店舗もありますが、パソコンの知識がある場合、部品を入れ替えるなどして再生することもできたり、部品取りとして購入する「ニコイチ」整備に活用する人も多いです。
3.リユースパソコンを選ぶポイント
それでは、ここからはリユースパソコンを選ぶときにぜひ覚えておいて欲しいポイントをご紹介します。
選び方さえ間違えなければ、安価で高性能のパソコンをゲットすることも可能なので、覚えておいて損はありません。
(1) OSの有無
OSとは「Windows11」などの基本ソフトのことを言います。これがないとどんなパソコンも稼働しないのですが、リユースパソコンによってはこれらがインストールされていない場合があります。
購入する側の中には、自分で持っているOSをインストールしたいので、あえて中身がない方がいいと言う人もいるのですが、購入してすぐに使いたい場合は、OSがインストール済みの物を選びましょう。
その代わり、パージョンアップやメーカー保証の有無は確認する必要があります。
例えば、Windowsの場合は10以降のバージョンでなければメーカーのアップデートは行われないので、それ以前のOSの場合は、セキュリティリスクなどを気にしながら使用する必要があります。
(2) メインメモリの容量
メインメモリは、あらゆる動作等を処理するときに使用されるもので、OSごとに「推奨メモリ」が定められている場合があります。ちなみにWindows11の場合、推奨されるメモリ容量は4GBです。
リユースパソコンの場合、使用されていた状態のまま販売されているので、メモリの容量が使用するOSの推奨メモリを満たしていない場合もあります。
また、パソコンの製造時期によって、増設できるメモリの容量に上限があるので、Windows11をインストールしたくても、メモリの増設が不可能な場合もあります。
また、メインメモリの容量は、動画編集やゲームの処理速度に影響してくる部分なので、自分が使用する用途に必要なメインメモリを確保できるリユースパソコンを選びましょう。
(3)液晶の状況
液晶は、経年劣化や外部からの衝撃により「ドット抜け」と呼ばれる現象があります。
もし、それらの現象が起きても、その部分だけを交換することはできないため、購入前に必ず確認しておく必要があります。
販売されるときも、「液晶の状態は現状渡し」として、購入後は保証されない場合が多いので、できる限り購入前に実際に電源を入れて確認するなどして、納得できる機種を購入することをおすすめします。
そういう意味では、オンラインショップで購入すると、どうしても液晶の状態を確認することはできないので、リサイクルショップ等での購入がベストなのかもしれません。
(4)拡張性の有無
デスクトップパソコンの場合は、メインボードの中に拡張用のボード設置場所があり、機能を強化するボードを設置することで、より性能を高めることが可能です。
一方、ノートパソコンの場合は省スペースを売りにしていることもあり、拡張用のボード設置場所がない場合が多く、どうしても機能を強化したい場合は、USBなどで外部機器を接続する必要があります。
リユースパソコンの場合、ノートパソコンの場合が多いので、購入する際に「パソコンの用途」をあらかじめ勘案し、その能力を有しているかどうかを確認するところから始めましょう。
4.リユースパソコンで副業?その方法とは?
世の中には、リユースパソコンを自分で生み出し、それを転売することで利益を得ている強者もいます。
もちろん、パソコンに関する技術や知識があった方がいいですが、慣れてくると難なくこなせるようになるので、おすすめの副業とも言えます。
では、リユースパソコンに関する副業について、その内容などをクローズアップしてご紹介しましょう。
(1)リサイクルショップで購入したパソコンを再整備する
まず、リサイクルショップで購入したパソコンを、自分で再整備する方法があります。
リサイクルショップでは「ジャンク品」「ハードディスク不調」など、さまざまな項目が明記されているので、あとはそれを自分で確認し、必要な部品を購入して交換するなどすれば問題ありません。
(2)リサイクルショップで買ってきたパソコンにOSをインストールする
再整備が難しい場合でも、OSをインストールする方法は、画面の表示を見ながら正しい方法で行うだけなので、パソコンの知識がない人でもできる方法です。
OSは、Windowsシリーズのように有料の物もあれば、Linux(リナックス)のように無料の物もあるので、動作確認をするだけならまず後者のOSをインストールしてみて、稼働するかどうかを確認するのも方法の1つです。
(3)「ジャンク品」はお宝の宝庫?
パソコンショップやリサイクルショップには「ジャンク品」と称して、もともと動作しないことを前提に販売されているパソコンも存在します。
これらはいわば「部品取り」用の製品であり、ばらして生きている部分を活用すればリユースパソコンの再整備に役立ちます。
例えば、液晶部分は本体部分と必ず分離するので、程度のいい液晶部分と稼働する本体部分を合体させる「ニコイチ」をすれば、再整備は簡単にできます。
5. 手持ちのパソコンを高く売ることも可能?高価買取のポイントとは?
では、ここからは手持ちのパソコンを高く買い取ってもらう方法について、そのポイントをご紹介します。
リユースパソコンとして取引されるパソコンは、もちろん稼働品であることは間違いないですが、それ以外にもさまざまな長所が目に付くものです。
その「長所」について、この機会にぜひみなさんにもご理解いただけたらと思います。
(1)付属品や外箱がすべてついているか
まず、付属品や外箱がすべてそろっているといないとでは、買取の価格はかなり違います。
付属品の中には、ドライバソフトの入ったCD-ROMや、Windowsなどの再インストールを行う際に必要な「ID」「パスワード」が記載されたカードが梱包されていることもあるので、ぜひともそろえておきましょう。
これらがそろっていないと、次の購入者が自分でインストールなどの設定作業を行う時に困難が生じるため、買い手が付きにくい場合があります。
(2)人気の機種かどうか
例えば、ノートパソコンのVAIOシリーズだと「ソニーブランド」「デジタル機器と接続して作業しやすい」などのメリットがありますが、このように人気の機種であるかないかは、買取価格に大きな影響を与えます。
どうせ売却するなら、人気の機種を売却して高値で買い取ってもらう、という戦略も有効です。
(3)オフィスソフトの有無
購入してすぐに使いたい、というニーズが高いのは今も昔も変わりません。
特に、テレワークが求められた時期には、大学がオンライン授業に切り替えられたことで、家庭で授業を受け、レポートを作成するためにマイクロソフトオフィスがインストールされているノートパソコンの需要が急に高まりました。
この時は、オンライン授業を迫られた大学生が急にノートパソコンの購入に走ったわけですが、この時にもオフィスソフトがインストールされているかどうかで、価格は大きく変わりました。
6 リユースパソコンを買うときのコツまとめ
リユースパソコンは、不要になったパソコンを買い取って販売するのみではなく、ユーザーの希望(用途や価格など)を踏まえて、適切に再整備や再設定がなされたパソコンのことを言います。
整備の行き届いたリユースパソコンが、オンラインショップで多く販売されているのは事実ですが、実物を見ずに購入することは、かなりのリスクがあると言わざるを得ません。
その点、リサイクルショップなど有人店舗でリユースパソコンを購入できれば、元からの状態を理解して購入することもできますし、値下げ交渉もできる場合があります。
その他、部品や周辺機器などもリサイクルショップでは扱われている場合もあるので、動作確認だけしっかりできれば、有人店舗で購入する方が安心して購入できると言えます。
運営会社 | 買取UP大阪 |
所在地 | 大阪府堺市西区鳳西町1-92-5 |
電話番号 | 0722-66-6669 |
営業時間 | 10時-19時(水曜日定休日) |
LINE査定 | LINE査定はこちら |