公開日:2026.11.02
ホシザキのスチームコンベクションオーブンは古くても売れる?年式・調理モード・洗浄機能と故障時の査定

飲食店やパン屋、介護施設、給食設備で使ってきたスチームコンベクションオーブン(スチコン)を売却する方へ。「10年落ちでも売れる?」「熱風では焼けるが蒸気が出ない」「閉店後に取り外してしまった」という相談では、年式だけでなく、調理・洗浄の動作と現地の設置状況が査定を大きく左右します。
結論:買取UPの現場では、正常に動作するホシザキ・タニコー・マルゼン・ラショナルなどのスチコンは10年落ちでも十分に査定対象です。15年程度経過した機械も状態次第で相談できます。一方、スチーム・コンビ・加熱・洗浄・給排水の重要機能が故障すると、修理費と中古再販価格の兼ね合いからジャンク評価または買取不可になる場合があります。
本記事では、買取UP大阪堺鳳店の実際の査定・搬出経験をもとに、スチコンの査定基準と過去の買取実績6件を紹介します。掲載金額は過去の個別取引における参考額であり、現在の査定額を保証するものではありません。
スチームコンベクションオーブンの買取依頼はどこから来る?

1. 製氷機ほど王道ではないが、業務用の需要はある
スチコンの相談数は、定番の製氷機や冷蔵設備ほど多くありません。しかし、温風・蒸気・コンビ調理を一台で担う厨房加熱機器として、必要とする事業者は明確です。一般的な家庭用オーブンでは処理量や機能が足りず、反対に大きすぎる業務用機は置き場所に困るという層に、中型・小型の中古品が選ばれています。
そのため買取店では「厨房機器だから高い」「大きいほど高い」と単純に扱いません。購入者が求める庫内容量、段数、設置場所、電源やガス仕様に合うかを踏まえ、売りやすい機種かどうかを見ます。
2. 飲食店・パン屋・介護施設・料理教室からの相談
依頼元は飲食店だけではありません。パン屋では焼成工程に合わせて業務用の電気式スチコンを使う例があり、介護施設などでは温野菜や柔らかい食事の提供に用いることがあります。料理教室では比較的小ぶりな機械が使われることもあります。
利用者がどんな料理を作るかによって必要な機能やサイズが違います。査定でも「パン屋で使っていた」「施設の厨房で食事提供に使った」と用途を聞くことで、機種に合った中古需要を考えやすくなります。ただし特定の施設用途で使用できることを保証するものではありません。
3. 売却理由は閉店が中心、ステンレス台とのセットも
依頼理由として多いのは閉店・廃業です。スチコン一台だけの相談もありますが、直近の現場ではスチコンとステンレス作業台が一緒になった相談もありました。店舗全体を片付けるための買取で、対象機器が複数になることも珍しくありません。
閉店日が決まっている場合は、機械を最後まで使う日、退去日、建物の造作を撤去できるかを先に教えてください。機械そのものの価値があっても、搬出経路を確保できないと作業の段取りが変わります。
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ホシザキ・タニコー・マルゼン・ラショナルをどう評価する?
1. ホシザキのクックエブリオは用途とサイズを合わせて査定
ホシザキのスチームコンベクションオーブンは、中古厨房をそろえる飲食店だけでなく、料理教室など比較的限られたスペースで使う方からも検討されます。クックエブリオなどシリーズ名が知られていても、価格は型式・製造時期・付加機能・付属品によって変わるため、シリーズ名だけで金額を決めません。
外観の似たスチコンでも庫内段数、給水構造、操作方式、洗浄方式が異なります。正確な型番が分かれば中古で探している人の条件に合わせやすくなるため、まず銘板の写真を確認します。
2. タニコー・マルゼン・ラショナルも同じ基準では比較しない
買取UPの実際の取引ではタニコーやラショナルのスチコンも扱っています。マルゼンも現場で目にするメーカーです。ただし、ブランドの知名度だけで価格を比較するのは適切ではありません。電気式とガス式、段数や調理能力、制御パネル、洗浄装備が変わるからです。
例えばラショナルの大型モデルとホシザキの小型モデルでは、導入したい事業者、必要な設備、搬出の負担まで違います。メーカー名を入口とし、型番ごとの中古需要と機械状態で査定します。
3. 5段・6段が多く、サイズと需要の釣り合いが重要
店長の経験では、相談でよく見かけるのは5段・6段クラスです。流通する数が多ければ、それに対応した設置先を探す需要も一定程度あります。大きな厨房に置く10段級は一度に多く調理できますが、すべての店舗が大容量を必要とするわけではありません。
反対に、より小さい機械でも料理教室や省スペース厨房などの用途に合えば査定対象です。大きさだけで高く売れると決めず、実際に設置できる買い手がいるかまで確認します。
4. 10年落ちは十分対象、15年落ちは状態を重視
年式の目安を聞かれることがありますが、買取UPでは10年程度前のスチコンは正常に動くなら査定対象です。15年程度になると、故障の有無、消耗部品、修理費用と需要をより慎重に見ます。古いだけを理由に、まだ使える機械を直ちに処分する必要はありません。
一方、新しい機械でも重要機能が壊れていれば評価は下がります。修理費が中古再販価格に近づくか上回る場合、修理して再販する合理性が失われるためです。「年式が新しいから故障でも高い」は成り立ちません。
関連情報:業務用厨房機器は何年落ちまで売れる?
スチコンの査定では3つの調理モードを確認する

1. ホットエアー・スチーム・コンビを一通り試す
スチコンは熱風によるホットエアー、蒸気を利用するスチーム、両者を組み合わせるコンビという調理機能が中心です。買取UPでは一つの機能だけを見て正常品とはせず、現地で一通り動作を確認します。長時間の調理テストまではしませんが、各機能が開始でき、基本的な動きに異常がないかを確認するのが原則です。
熱風で温まるからといって蒸気系まで正常とは限りません。反対にスチームが出ても、コンビモードの温度制御に不具合があれば業務利用に支障が出ます。中古購入者が想定する機能を使えることが、正常品として再販するための前提です。
2. 設定温度に上がるか、庫内ファンに異音がないか
査定時は設定した温度へ上昇するかも確認します。加熱開始後の反応が不自然、いつまでも温度が上がらない、ヒーター異常の兆候があるなどの場合は、単なる使用感とは別の扱いです。庫内のファンに異音や回転不良があると、調理品質と安全性にかかわるため、ジャンク評価や買取不可になる可能性があります。
短時間の試運転で全条件を再現できるわけではありません。だからこそ、普段の営業中に温度が安定しない、特定モードだけ止まる、といった症状を把握していれば必ず伝えてください。外観だけでは分からない機械の状態が価格判断に影響します。
3. スチームやコンビの不具合はジャンク・買取不可の候補
スチームが出ない、コンビが使えないという不具合は、スチコンの主要な機能を損ないます。買取UPでは故障部分を軽い減点で済ませられないことも多く、修理費の負担によってはジャンクまたは買取不可になります。
厨房機器は小さな不具合が部品交換だけで済むとは限りません。診断や部品代、技術者の作業費、再販後のリスクまで考える必要があるため、一部の調理モードが使用できても、主要機能に故障があれば完動品としての査定にはなりません。
4. 操作パネル・芯温センサーも調理機能の一部
操作パネルの反応が悪くモードや温度を選べない場合、業務機器として通常使用できません。また芯温センサーなど機種に備わる重要部品が欠品・故障している場合も厳しい査定になります。
単にボタンの文字が薄くなっているのか、押しても反応しないのかでは意味が異なります。写真だけで判断しにくい不具合なので、可能であれば操作している様子を確認し、どのボタン・機能が使えないかを具体的に聞きます。
自動洗浄・ボイラー・給排水は見落としやすい
1. 自動洗浄は今の需要を左右する装備
自動洗浄付きのモデルは、洗浄作業を簡素化できる点が評価されます。店長によれば、旧式の手洗い中心の機種と自動洗浄装備のある機種では、条件によって数万円から数十万円規模の査定差が出ることがあります。人手が不足しやすい店舗運営では、清掃の省力化が中古機の選択基準になるからです。
ただし「自動洗浄付きなら一律で数十万円高い」という意味ではありません。メーカー、年代、容量、ほかの機能が同条件であるとは限らず、実際には機種ごとの取引価格で判断します。装備されている機能は、基本的な作動確認を行います。
2. 洗浄装備が故障していたら正常品扱いにしない
標準で備わる自動洗浄が動かなければ、買取UPではジャンク評価の対象です。洗浄できないまま正常品として販売すると、購入した店舗に修理負担を負わせることになるためです。洗剤が残っているかどうかよりも、洗浄機能自体が働くかを重視します。
使用済みの洗剤が少ないことは大きな減点材料にはしません。一方、洗浄に必要なポンプや供給機構が動かない、エラーで工程に進めないといった状態は、付属品の不足とは別の問題になります。
3. ボイラー・水位センサー・排水トラップが盲点
店長が特に注意しているのは外から見えにくいボイラー周辺です。通常の外観検査では内部の異常を把握しにくく、水位センサーの誤作動、排水トラップの不具合、給排水系の問題が稼働後に見つかる場合があります。
水道水由来のカルキやスケールが配管に蓄積して詰まりにつながることもあります。スチコンは熱・水・蒸気・電気を組み合わせる機械のため、外観がきれいでも内部に修理が必要な部分が残っていることがあります。
4. 買取後にヒーターや温度センサーの不調が現れることも
買取現場では正常に動いたのに、販売後にヒーターが切れたり温度センサーが不調になったりした経験もあります。毎回同じ症状が出るとは限らない点が、スチコン査定の難しさです。短い試運転だけで長期の性能を証明することはできません。
そのためお客様からの自己申告が重要です。時々温度が不安定になる、何回かに一度エラーが出る、洗浄途中で止まるなど、常時再現しない症状も教えてください。故障を隠して売却すると、後から状態の認識違いにつながります。
庫内・扉・パッキン・付属品はどこまで査定に影響する?
1. 使用感は許容されても清潔感で印象が変わる
飲食店やパン屋で日常的に使われる機械には、ある程度の焦げ付き、油汚れ、水垢がつきます。買取UPでは通常の使用感だけを理由に大きく減額するわけではありません。しかし、できる範囲で掃除しておけば商品の印象が良くなり、状態の評価にもつながります。
店長が高く売るためにすすめているのは、無理な分解や専門洗浄ではなく、庫内や外装を日頃からきれいに保つことです。清掃が行き届いた機械は、査定時に傷や劣化の確認もしやすくなります。
2. 扉の密閉性はスチームを使う機械で重要
スチーム調理では扉がしっかり閉まり、気密性が保たれているかが重要です。パッキンの劣化や扉のずれがある場合でも、簡単な微調整で正常使用できる範囲なら必ずしも重大な減額とは限りません。
ただし扉がきちんと閉まらず蒸気漏れが発生する、使用に支障があり調整程度では直らない場合はジャンク評価の対象になります。外観のへこみと、調理に影響する扉の不良は同じ扱いではありません。
3. トレーや棚網の不足は、再使用までの費用につながる
ホテルパン、トレー、棚網など本来使うために必要な標準付属品が足りない場合、中古購入者は追加で購入しなければなりません。その負担を考えて査定するため、使ううえで必要な付属品の欠品は減点につながります。
反対に専用洗剤の残量は、買取UPでは大きな査定項目ではありません。付属品の有無が分からない場合は、庫内にあるものと保管中のものをまとめて写真に撮ると確認が早くなります。
4. 庫内清掃では故障を隠さず、状態を正確に伝える
庫内を磨いて外見を整えるだけでは、温度センサーの誤作動やボイラー系の不調は改善しません。掃除の前後に故障が分かったときは、何の操作をしたときにどんな症状が出たかを具体的に記録してください。
査定時に正常だったのにたまに止まる機械もあります。清潔感と機能の正常性は別の評価軸なので、見た目を整えることと、不具合を正直に伝えることを両立するのが売却時の最善策です。
査定前に確認したいスチコンのチェック項目

以下は、買取UPがスチコンの写真査定・現地査定で確認している主な項目です。全項目を自分で分解して確認する必要はありません。安全に使っている通常の状態で確認できる範囲を伝えてください。
| 査定項目 | 確認内容 | 評価で重要な理由 |
| メーカー・型番・年式 | 銘板、シリーズ、製造年 | 機種特定と再販需要 |
| 段数・庫内容量 | 5段、6段、10段など | 設置先と厨房用途 |
| 熱風・スチーム・コンビ | 各モードの基本動作 | 完動品かジャンクか |
| 加熱・ファン | 温度上昇、異音、回転 | 調理機能と修理費 |
| 洗浄・ボイラー・水回り | 洗浄工程、給排水、不定期エラー | 見えにくい不具合 |
| 扉・パッキン | 閉まり具合、蒸気漏れ | 気密性と安全性 |
| 標準付属品 | 棚網、トレー、ホテルパン | 再販後すぐ使用できるか |
| 設置・搬出経路 | 給排水、造作、階段、出入口 | 搬出方法と作業負担 |
| 閉店日・停止予定 | 動作確認可能日、撤去期限 | 査定と搬出日程 |
スチームコンベクションオーブンの買取参考実績6件

1. ホシザキMIC-5TA3には15万円と4万円の別取引例
買取UPでは、ホシザキのスチームコンベクションオーブン「MIC-5TA3」を約15万円、約4万円で買い取った実績があります。同じ型番でも年式や状態、付属品、搬出条件などによって査定額は異なります。それぞれ別の取引事例であり、現在の買取金額を示すものではありません。
2. タニコー・ラショナルの過去取引も比較する
タニコーのLPガス式TSCO-61GBCRの約25万円、電気式TSCO-4EBNの約9万円、ラショナルCMP 101 Gの約20万円、SCC WE 61の約20万円という例もあります。単純にメーカーごとの平均額を出せる比較条件ではありません。
電気式かガス式か、何段の庫内か、標準装備や動作がどうかで評価が変わります。掲載金額は買取UPの過去の買取実績であり、現在の中古販売価格や最高買取価格を示すものではありません。
| メーカー・型番 | 過去の買取参考額 | 備考 |
| ホシザキ MIC-5TA3(取引例A) | 約150,000円 | 個別取引の参考例 |
| タニコー TSCO-61GBCR/LPガス | 約250,000円 | ガス式の取引参考例 |
| タニコー TSCO-4EBN/電気式 | 約90,000円 | 電気式の取引参考例 |
| ラショナル CMP 101 G/CombiMaster Plus | 約200,000円 | 個別取引の参考例 |
| ホシザキ MIC-5TA3(取引例B) | 約40,000円 | 取引例Aとは別件 |
| ラショナル SCC WE 61 | 約200,000円 | 個別取引の参考例 |
※上記は買取UPの過去の実際の買取参考額です。年式・状態・付属品・中古需要・搬出条件などによって査定金額は変動します。現在の固定相場や買取保証額ではありません。
閉店時のスチコンは取り外す前に動作確認する
1. 電源・給排水は原則そのまま残しておいてほしい
スチコンの査定では、通常使用できる環境で各調理モードと洗浄の基本動作を確かめることが重要です。買取UPとしては、電気・ガス・給水・排水を査定前に外さず、設置したままにしておいてほしいというのが現場の方針です。
閉店に伴う解約や撤去作業が先に進み、試運転できなくなると正常品としての確認が難しくなります。退去日だけではなく、電源や水道を使える最終日も一緒に伝えてください。
2. すでに取り外した場合は、事前の動作動画が判断材料
すでに撤去済みで現場で動作確認できない機械は、買取UPではジャンク扱いとなることがあります。取り外す前に各モードの動作を動画で記録し、LINEやメールで送れると、機械状態の判断材料になります。
動画は加熱・スチーム・洗浄などの操作と表示が分かる形が有用です。ただし映像だけで、内部のすべての機能や現在の正常性まで完全に証明できるわけではありません。動画の撮影や試運転は通常の安全な使用範囲で行ってください。
3. 電気式・ガス式・三相200Vは価格への影響も見る
スチコンには業務用の三相200Vを使用する機種やガス式があります。買取UPでは電源方式だけで買取対象から除外するのではなく、機種ごとの需要と値段の違いを見ます。特に業務用のパン屋では動力200V機が導入されることもあり、導入できる設備環境が買い手の条件になります。
電気やガスの切離しをお客様が自己判断で作業する必要はありません。設備の状況を事前に確認し、専門的な工事が必要な場合は安全に作業できる手配と分担を相談します。
関連情報:店舗閉店で設備・什器をまとめて売る手順
造作で出せないスチコンの搬出はどうする?
1. 後から作った内装・カウンターで搬出経路がふさがる
スチコンの搬出で店長がよく経験するのは、搬入後にカウンターや壁などの造作が設けられ、元の搬入口を使えなくなっているケースです。機械の高さや横幅だけでなく、設置場所から出入口へ向かう通路の形状、曲がり角や段差まで確認します。
「入れたときは問題なかった」と思っていても、内装工事を経て出せなくなっている場合があります。解体が必要か、別経路を使えるか、人員を何名確保するかによって、買取と搬出の条件が変わります。
2. 搬出は買取UPで対応、写真では通路も伝える
買取UPではスチコンの取り外しと搬出を相談できます。お客様が重たい本体を自分で持ち上げたり、査定前に無理に移動させたりする必要はありません。機械本体の写真と一緒に、扉、カウンター、床段差、エレベーターや階段なども撮影してください。
造作の解体や建物の復旧を伴う場合は、事前に施工範囲と担当を確認します。搬出して初めて追加費用が判明する事態を避けるためにも、写真と現場の事情を最初から共有するのが確実です。
3. 買い替えでサイズを変えたい場合も搬出込みで相談
店長によると「もっと大きい機種にしたい」「今の機械では大きすぎる」と感じながらも、売却や搬出の手間を理由に買い替えをためらうオーナーがいます。スチコンは簡単に車へ積める家電ではないため、撤去方法が未定のまま買い替え計画が止まりがちです。
買取UPでは搬出から相談できるため、サイズ変更を考えている人も、まず既存機の査定と撤去経路の確認を進めてください。設置中のまま写真を送ってもらえれば、具体的な段取りを考えやすくなります。
閉店する飲食店・パン屋でまとめて売れる厨房機器

1. オーブン・コンロ・製氷機・フライヤーも対象
閉店案件では、スチコン以外に通常の業務用オーブン、ガスコンロ、製氷機、フライヤーなどが残ることがあります。飲食店やパン屋ごとに設備構成は違いますが、一台ずつ別業者へ相談する前に、売却できる機器をまとめて確認する方法があります。
機械によって故障が買取価格に与える影響は異なります。スチコンの調理モード不良を「軽い故障」とみなさないように、ほかの設備も種類に応じた動作を確認します。
2. 冷蔵ショーケース・レジ・ステンレス台も忘れずに
スチコンの周囲には、ステンレス作業台、シンク、冷蔵ショーケース、レジなどの店舗設備があることもあります。動力機器と電気を使わないステンレス台では査定基準が異なりますが、同じ依頼の中でそれぞれの中古価値を確認できます。
「スチコンを買い取ってもらうついでに、作業台も見てほしい」という依頼は実際にあります。写真は高価そうな機械だけでなく、厨房全体を一枚撮っておくと買取可能な品目を見落としにくくなります。
3. 売るもの・残すもの・処分するものを分ける
閉店時は、店舗にあるものを全部撤去したいという相談になりがちです。しかし買取可能な機械と、処分が必要なものは区別して考えます。スチコンや周辺機器を先に査定すると、残置物の中に中古で価値があるものが見つかる場合があります。
買取と廃棄物処理は同じサービスではありません。何を売却し、何を建物側へ残し、何を適切に処分するかを整理しておくと、退去時に認識がずれにくくなります。
関連情報:厨房機器の買取品目・実績一覧(親ページ)
関連情報:業務用フライヤーの買取基準と掲載実績
スチコンを少しでも高く売るための準備
1. 稼働中に査定を依頼する
もっとも重要な準備は、スチコンが動いているうちに査定してもらうことです。電源や配管を切り離した後では、加熱・スチーム・コンビ・洗浄の状態を確認しにくくなり、正常品としての評価が難しくなります。
閉店直前の予定が詰まっていても、取り外しや電源解約の前に相談すれば、試運転と搬出の順序を組み立てられます。いったん外してから見積もるより、設置したままの方が確認できる情報が増えます。
2. 型番・庫内・操作部・付属品の写真を撮る
写真査定ではメーカー名、型番銘板、本体全景、庫内、操作パネル、扉のパッキン、標準付属品を撮影してください。年式が不明でも型番が読めれば機種を特定する入口になります。
さらにスチコンでは搬出経路の写真が重要です。厨房内のどこにあり、どの扉から出すのか、造作が邪魔にならないかまで分かる写真があると、現地に行く前に必要な作業を考えられます。
3. できる範囲で清掃し、故障は隠さず伝える
庫内の油汚れや外装の汚れは、取扱説明書に沿った日常清掃の範囲で整えると印象が変わります。買取UPの店長も、できる限りきれいにしておくことを勧めています。汚れを落とすために危険な分解や薬剤の混用をする必要はありません。
見た目がよくても調理機能が壊れていれば評価は上がりません。時々止まる、エラーが出る、水漏れするなど、再現しにくい症状も申告し、正常品として取引できるかを正確に判断することが大切です。
よくある質問(FAQ)

10年前のホシザキのスチコンでも売れますか?
正常に動く機種であれば10年落ちでも十分に査定対象です。型番、年式、調理モード、洗浄機能を確認します。
15年以上前のスチコンは買取不可ですか?
年式だけで即断しません。15年程度の機種は状態と修理費、中古需要をより重視します。
ホットエアーだけ使えれば正常品ですか?
いいえ。スチームやコンビなど標準の重要機能に不具合があれば、ジャンク評価や買取不可の対象となります。
スチームが出ないスチコンは買い取れますか?
重要な調理機能の故障なので修理費次第でジャンク、あるいは買取不可になることがあります。
自動洗浄が故障していても査定できますか?
相談自体はできますが、標準の自動洗浄が作動しない場合はジャンク評価になります。
ヒーターや温度センサーの不具合が時々出ます。
発生する症状をそのまま伝えてください。査定時だけ正常でも、その後に不具合が出ることがあります。
操作パネルの一部が反応しない場合は?
調理操作に支障があると再販が難しくなり、厳しい評価になります。
芯温センサーが欠品していても売れますか?
機種に必要な部品が欠品・故障している場合、通常品としての評価は難しくなります。
パッキンが古いと買取できませんか?
軽い調整や交換で対応可能かを確認します。扉が閉まらず正常使用できない場合はジャンクの対象です。
庫内が焦げていても売れますか?
通常使用に伴う汚れだけで一律不可とはしません。清掃して外観を整えていただくと印象が良くなります。
トレーやホテルパンが足りない場合は?
再使用に必要な標準付属品の欠品は減点材料です。残っているものをまとめて提示してください。
洗剤が残っていないと減額されますか?
洗剤の残量は大きな評価項目ではありません。自動洗浄機能の作動を重視します。
閉店後に電源と水道を止めました。
動作確認できないとジャンク扱いになることがあります。取り外し前の各モードの動作動画があれば送ってください。
三相200Vやガス式でも買い取れますか?
査定対象です。電源・ガス仕様は機種に対する需要や価格に影響するため、型番を確認します。
大きなスチコンを自分で運べません。
買取UPでは搬出を相談できます。機械の大きさと通路、造作、階段などの写真を送ってください。
厨房の壁を壊さないと出せない場合は?
造作の状況を事前に確認し、搬出方法や工事の必要性、作業範囲を相談します。
スチコンとステンレス台を一緒に売れますか?
はい。スチコンのほか、作業台、製氷機、フライヤー、コンロなどもまとめて査定相談できます。
買取実績の金額で必ず売れますか?
いいえ。表は個別の過去取引額です。同じ型番でも年式、機能の状態、付属品、搬出条件などで金額が変わります。
店長コメント|スチコンは「使える機能」と「搬出」を先に確認
現場回答・監修:買取UP大阪堺鳳店 店長・諸見里 聡
「スチコンは一見ちゃんと動いていても、ボイラーや温度センサー、ヒーター、給排水のトラブルがあとから出ることがある繊細な機械です。温風だけではなく、蒸気、コンビ、洗浄も一通り確認させてもらいます。10年落ちでも正常ならぜひ査定してほしいですね。外観はできる範囲できれいにしておいていただけると印象も良いです。大きすぎる、小さすぎるから買い替えたいのに搬出が面倒だという方も、取り外しと搬出から買取UPに相談してください。」
監修情報

| 項目 | 内容 |
| 現場回答・監修 | 諸見里 聡(買取UP 大阪堺鳳店 店長) |
| 執筆 | 買取UP コンテンツ制作担当 |
| 主な査定分野 | スチームコンベクションオーブン、厨房加熱機器、店舗閉店・搬出 |
| 監修内容 | 40項目の現場ヒアリング、調理モード・洗浄・故障判定、搬出実務、過去買取例 |
店舗情報|買取UP大阪堺鳳店
| 項目 | 内容 |
| 店舗名 | 買取UP 大阪堺鳳店 |
| 運営会社 | 株式会社PerfectVision |
| 所在地 | 〒593-8326 大阪府堺市西区鳳西町1丁目92-5 |
| 営業時間 | 10:00〜19:00 |
| 定休日 | 水曜日 |
| フリーダイヤル | 0120-95-6633 |
| 近畿以外からのお電話 | 072-266-6669 |
| ご相談内容 | スチコン単体・厨房機器一式の査定、閉店搬出、機器入れ替え |
| 関連する買取品目 | スチームコンベクションオーブン、業務用オーブン、フライヤー、製氷機、ステンレス作業台 |
無料査定|ホシザキ・タニコー・ラショナルのスチコンを売るなら
閉店・廃業やサイズ変更でスチームコンベクションオーブンを手放す場合は、メーカー・型番・年式・段数・調理モード・洗浄の状態を教えてください。庫内やパネル、扉、銘板、付属品、搬出経路の写真があると、査定の相談が進めやすくなります。まだ設置中なら、先に取り外さず動作確認できる状態でご相談ください。
電話:0120-95-6633(近畿以外:072-266-6669)。LINE査定・WEB査定・お問い合わせフォームでも相談できます。正常品かジャンク品かの判断は、現物の状態と機能、搬出条件、需要に基づいて行います。
