公開日:2022.08.18 最終更新日:2022.09.04
キャンプ用ランタンの選び方!これでキャンプライフが充実!
最近人気が高まっているキャンプ、そんなキャンプに欠かせないアイテムと言えばやはり「ランタン」ではないでしょうか。もともとキャンプ場は照明が少なく、日が暮れると暗闇が訪れますが、その暗闇の中でともしびのように灯り、キャンプのムードを高めてくれるのがランタンです。ランタンの穏やかな灯りは、疲れ切った心身を穏やかな気持ちにしてくれますし、なにより大自然の中に抱かれてキャンプを満喫する私たちにとってかけがえのない灯りになります。
ランタンは燃料の違いから「LED(電池式)ランタン」「ガスランタン」「灯油ランタン」「ガソリンランタン」の4種類に分かれます。近年は省エネで光量のあるLEDランタンが人気を集めており、他のランタンと比べて
テント内でも使えるランタンであるため、多くのユーザーがLEDランタンを買い求めています。ガスやガソリンなどを燃焼させるランタンは、テント内で使用すると火事や一酸化炭素中毒の危険があるため、屋外でしか使用することができないためです。
でも、ガスランタンが決してデメリットばかりを持っているわけではありません。ガスランタンはLEDランタンよりも光量が大きいので、屋外のテーブルの上に置くと周囲を広く照らしてくれますし、テントサイト全体を明るく灯してくれるメリットがあります。燃料を燃焼させる系列のランタンは、基本性能はほぼ一緒なのですが、燃料にガソリンを使うか、ガスを使うか、灯油を使うかの違いだけです。この中では灯油が最も安い燃料なので、長い期間のキャンプを楽しむ場合は、トータルコストで見れば灯油ランタンが一番お勧めです。また、この系列のランタンは燃料を燃焼するときに熱を発生させるので、寒い季節にちょっとした暖房として使えるメリットもあります。
このように、ランタンによってさまざまなメリットやデメリットがあります。もちろん、みなさんが楽しみたいキャンプライフを考える中で、最も使いやすいランタンを選ぶことをおすすめします。今回は、みなさんのランタン選びに欠かせない情報や知っておいて欲しいポイントを詳しくご紹介します。
1.キャンプ用ランタンを使うシチュエーションとは?
キャンプ用ランタンを選ぶには、みなさんがキャンプをどのようなシチュエーションで楽しみたいかを考えて選ぶことが基本です。では実際に、キャンプ中に想定されるシチュエーションを詳しく解説したいと思います。
(1)テント内
就寝中はもちろんですが、雨天時に雨をやり過ごす場合もあるため、テント内でランタンを使う場合はもちろんあります。冒頭で触れましたが、燃料を燃焼させる系列のランタンは火災発生の危険性や、一酸化炭素中時の危険性もあるので、テント内では使用できません。そのためテント内でランタンを使用する場合はLEDランタン一択になります。
(2)テント外(タープの下)
テントの外やタープの下など、閉鎖されたクン間ではない場所で使用する場合は、LEDランタンだけでなく灯油ランタン、ガスランタン、ガソリンランタンなど複数の選択肢が生まれます。登記に使用する場合は、熱量と光量の両方をほどよく発生させるガソリンランタンや灯油ランタンがおすすめです。
(3)キャンプ場の中(徒歩移動)
キャンプ場の中にあるトイレや管理棟への移動の際、懐中電灯代わりにランタンを持って移動することも可能です。この際、転倒すると火災の発生する恐れがあったり、ガラスなどが割れて後片付けが大変になるランタンは使用することは好ましくありません。どうしてもランタンを持って移動する際は、LEDランタンを使用することをおすすめします。
(4)車内(車中泊)
最近流行している車中泊は、テントではなく道の駅などに止めた車の中で宿泊する新しい旅のスタイルです。車の中なので、火気と一酸化炭素中毒には注意しなくてはなりませんから、選択肢はLEDランタン一択と考えてください。
2.キャンプ用ランタンを選ぶときに考慮したいことは?
ではここからは、キャンプ用ランタンを選ぶ際に考慮したいポイントについてご紹介します。
(1)携帯性
移動の際に所持して使用する場合は、軽量で持ちやすい取っ手が付いているランタンを使用するのがおすすめです。また、ちょっとした作業の時、必要な場所に都度移動してランタンを使用する場合も同様です。コンパクトなランタンであれば、パッケージングの時にも場所を取らないので、荷物そのものの減量効果もあります。
(2)光量
光量はランタンの中でも最も重要な性能の1つです。テントの荷室だけを照らせばいいのか、周辺も含めて照らせばいいのかを考えると、どの程度の光量が必要なのかがわかってきます。ちなみに、キャンプサイトを照らすためのメインランタンであれば、光量1,000ルーメン程度のランタンが適していますが、複数のランタンを使用してフォローする方法もあります。1,000ルーメン程度の明るさがあれば、作業時に手元が見えづらいこともなく、快適なキャンプを楽しむことができるでしょう。
(3)電源供給の種類
光量を発生させるために、ガソリンや灯油などの燃料を使う場合、電池式や充電式のLEDランタンのようなものもありますが、キャンプ期間中に燃料などが無くなってしまわないようにしなくてはなりません。ガソリンや灯油であれば予備を持参しておけば問題ないですし、電池の予備を持っていけばLEDランタンでも問題はありません。ですが、キャンプ場がある地域は基本的に「コンビニや店舗がすぐに見つからない」山間部などが多いので、もし急に燃料などが不足しても補充しやすいランタンを購入しておくのも方法の1つです。最近ではソーラーパネルから充電可能なランタンも発売されているので、購入する際には候補の1つに入れてもよいかと思います。
(4)防水の有無
屋外で使用することも多いランタン、当然雨に打たれたり、露に濡れたりすることもあるでしょう。防水機能が無ければすぐに故障してしまう場合があるので、LEDランタンの場合は特に防水機能の有無や、防水レベルの性能を確認しておく必要があります。灯油やガソリンなどのランタンであれば、雨にぬれてもそれを乾かす勢いの熱量もあるので問題なく使用することもできます。ただし、燃焼する芯の部分などが濡れてしまっては使えなくなってしまうので注意が必要です。
3.オイルランタンとLEDランタンの違い
オイルランタン(ガソリン、灯油)やガスランタンは火を使うため高温になることもあり、子どもが触ってやけどすることもありますし、転倒して火事になる場合もあります。特にテントの材質であるナイロンに引火でもしようものなら大惨事になる可能性もあります。その点LEDランタンは火の危険性が無く、テントの中に持ち込めるので安全性はかなり高くなります。ですので、テントの外で使うランタンと、テントの中で使うランタンを分けて使用することも考えていいかもしれません。子どもたちと一緒に楽しむキャンプをしたい場合は、LEDランタンを積極的に取り入れた方がいいかもしれません。
4.おすすめのLEDランタン
(1)バルミューダ BALMUDA The Lantern
ランタンらしいキャンドルのように揺らぐ暖色の灯りだけでなく、読書灯としても最適な温白色の灯りまで多彩に再現してくれる製品です。バッテリーを内蔵しているため、アウトドアシーンのさまざまな場所で活躍するモデルです。生活防水レベルの防滴性能を持っているので、屋外でも安心して使用することができます。
(2)ナチュラム1100ルーメンLEDランタンMK-02
最大光量1,100ルーメンにパワーアップした最新機種です。色調は3モード切り替え可能で、白色・暖色・白色+暖色の切り替えが可能になっています。キャンプ中も、カバーを取り外して逆さに吊るすことができ、テント内の照明として使用可能です。底面にあるビルドフックを起こし、フックをロープなどに掛けて使用すれば、あっという間に快適なキャンプ照明の出来上がりです。
(3)BAREBONESビーコンライトLED
リチウム電池を内蔵している長時間使用可能なLEDランタンです。やさしい電球色を採用しており、調光機能を活用すれば周囲を明るくしたり、ムード良く照らすことも可能です。ランタン上部のカラビナを使って引っ掛けたり、自立させることも可能なので、屋内外で使用することも可能です。連続で最大200時間以上点灯するので、1泊2日程度のキャンプなら無充電で十分使用することも可能です。災害時の防災アイテムとして一家に一台供えておいていいかもしれません。
(4)SuperwayLEDランタン
最大1,200ルーメンの光量を発することができるLEDランタンです。さらにこのランタンは13400mAhの大容量バッテリーを内蔵しているので、モバイルバッテリーとして使用することも可能です。照明だけで使用する場合1,500時間連続使用することができる性能を持つ大容量バッテリーは、防災アイテムとしても大いに役立つことでしょう。もちろん、キャンプで使用する際にも問題のない生活防水機能を有しており、あなたのキャンプライフに大いに役立つことになるでしょう。
5.ランタンは買い取ってもらえる?
6.キャンプ用ランタンの選び方まとめ
キャンプを楽しむためにランタンはマストアイテムです。キャンプだけでなく、災害に備えて停電時の灯りとして使用したり、寝室の間接照明として使用するなど、日常生活に潤いを与えるためにも活用できるアイテムとして活用することもできます。
最近ではLEDランタンの人気が高いですが、燃料を使った独特の揺らめく炎の癒しを求めて、燃料を使用するランタンを使う人も多いです。いろいろなランタンがあるので、使う場所や目的に合わせて理想のランタンを見つけて欲しいと思います。初めて使うときには、リサイクルショップで程度の良い中古品を探してみるのもいいでしょう。
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