公開日:2022.08.18 最終更新日:2022.09.04

家庭用プリンターを買うときにこだわりたいポイントはこれだ!

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パソコンが一家に1台から1人に1台の時代になりつつ今、家庭用プリンタも「1人に1台」の時代が到来しているとも言われています。ですが、プリンターの使用目的は個人ごとに違うので、家庭用プリンターを選ぶときには用途を理解したうえで、その用途を素早くこなしてくれるプリンタを購入したいものです。
 
例えば、写真をきれいに印刷したい場合は、6色以上のインクジェットプリンターを使えば鮮明な写真を作ることができます。一方、ビジネス文書等を大量に印刷したい場合は、印刷スピードの速いレーザープリンターやLEDプリンタを使う方が時間短縮につながります。その他、文書などのモノクロドキュメント印刷が多い場合にはコストの安価な顔料ブラックインクを採用しているプリンターが適しているなど、用途によって適切なプリンターを選ぶことが重要になっています。また、最近の家庭用プリンタにはプリント以外の便利な機能も付いています。例えばコピーやスキャナ、FAX機能を備えた「複合機」も多数発売されており、家庭の中で電話機+FAX+プリンターの機能を1台で兼ねることもでき、スペースの活用を図ることも可能です。
 
このように、家庭用プリンターと言っても「ただ安いから買う」と選ぶのでは非常にもったいないです。それぞれのプリンタのメリットを活用することで、日々の作業を効率よくこなすこともできるので、ぜひ「手間を少しでも省くことのできる」家庭用プリンター選びをなさってみてはいかがでしょうか。今回は、みなさんの家庭用プリンター選びに役立つ情報やポイントをご紹介します。

1.家庭用プリンターの主な種類

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まず、家庭用プリンターの種類について解説します。プリンターによって印刷品質に優れているものもあれば、低コストなものなど、さまざまなメリットもありますのでその点も詳しく解説します。

(1)インクジェットプリンター

小さなノズルからインクを吹き付けて印刷するタイプのプリンタで、現色の再現性と解像度にすぐれているため、書類印刷と写真印刷それぞれの印刷に適しています。比較的安価なのもメリットで、本体のサイズもコンパクトな製品が多いので、家庭用プリンターとして最も購入されているタイプになります。インクのタイプは、4色、6色、一体型の3種類が主流になっていて、それぞれのインクが独立しているものが「4色」「6色」、すべてをまとめて1本のインクにしているのが「一体型」となっています。インクが独立していればいるほど、購入するインク代が高額になりますが、後で紹介するレーザープリンターほどではありません。

(2)レーザープリンター

レーザープリンターは、トナーカードリッジ内にある顔料を熱で溶かして紙に圧着させる仕組みで、その仕組みから鮮明さや鮮やかさはインクジェットプリンターよりもかなり優れています。レーザープリンターにはカラーレーザープリンターもありますが、モノクロ印刷に特化したモノクロレーザープリンタもあるので、用途に応じて選ぶことも可能です。また、インクジェットプリンターと比べても印刷スピードが速いので、チラシやパンフレット、あいさつ文などを素早く大量に印刷できるので、ビジネスシーンで活用されていることもしばしばです。かつてはビジネス用途の機種が多かったのですが、最近は本体サイズをコンパクト化し、トナーカートリッジのコストを安価にした家庭用レーザープリンターも普及するようになりました。

(3)複合機

複合機は、コピー機能やFAX機能を一体化したもので、レーザープリンターでもインクジェットプリンターでも、どちらのタイプにも存在します。家庭で使用する場合、それぞれの機器を購入する必要がなく、3機種を1つにまとめて使用できるので省スペース化に貢献します。また、ハイスペックモデルの場合は両面印刷などにも対応しており、ビジネスシーンでも十分活用できる性能を有しています。

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2.家庭用プリンターの購入時にこだわりたいポイント

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ここからは、家庭用プリンタを選ぶときに、特にこだわって欲しいポイントをご紹介します。いずれのポイントも、長年プリンターを使うにあたっては重要なポイントだと思いますので、ぜひ覚えてやってください。

(1)Wi-Fiの有無

最近は、Wi-Fiを搭載した家庭用プリンターが一般的になっています。Wi-Fiが搭載されていれば、ワイヤレス印刷が可能になるので、電波が届けば家の中のどこからでも印刷を行うことができます。また、スマホと接続すればスマホの写真を気軽に印刷することもできるので、この機能はまさに必須機能と言ってもいいでしょう。

(2)プリンタインクの種類と価格

インクジェットプリンタの場合はインクカートリッジ、レーザープリンターの場合はトナーカートリッジが必要になりますが、当然性能のいい機種や、印刷解像度に優れている機種の場合は、それぞれのカートリッジが高額になります。トナーカートリッジの場合は家庭用ごみで回収してもらえない場合も多いので、購入した店舗に引き取ってもらう手間が増える場合もあります。

(3)スキャナ機能の有無

いわゆる「複合機」であれば、スキャナ機能を有している機種が多いです。特にビジネスシーンではスキャナを使用することが多いかもしれません。

(4)コピー機能の有無

こちらも「複合機」であればほぼ備えている機能です。あれば意外と使う機能なので、手元に控えを残しておきたい書類が多い場合などは、複合機を購入する方がベストでしょう。

(5)対応用紙の種類

一般的に家庭で使われている用紙のサイズは「A4」、あるいは年賀状印刷のために「はがき」サイズですが、もっと版の大きい「A3」に対応するプリンターも多数ありますので、印刷する用紙の種類を想定して機種を選定しましょう。A3対応プリンターになると、その分本体のサイズも大きくなるので、カタログやスペック表などで本体サイズを確認しておくことをおすすめします。

(6)その他

その他、意外と馬鹿にできないのが「ネットの評判」です。実際に使っている人がレビューを書いてくれているサイトも多数あるので、それらの情報を参考にすることもおススメです。「意外とインクの交換頻度が多かった」などの情報は、非常に有益な情報になり得ます。

3.家庭用ならばインクジェットプリンターで十分!

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家庭用のプリンタとして選ぶのは、その使用頻度にもよりますが「インクジェットプリンタ」で問題ないと思います。ただし、1日に100枚以上印刷をすることがある、同じ文面を大量に印刷する場合があるなどの必要があれば、スピードを重視してレーザープリンターを購入するのも手の1つです。

あと「複合機」を購入すれば、FAX機能をまとめることができるので、それぞれの機種にインクを購入する手間が軽減できるので、FAXを使用している家庭や、FAXをこれから導入する家庭の場合は「複合機」の購入を検討するのもよいでしょう。

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4.家庭用プリンタでお勧めの機種はこれだ!

では、2022年8月時点で、人気を集めている家庭用プリンタについて詳しくご紹介します。みなさんのプリンター選びの参考になれば幸いです。

(1)キヤノン PIXUS TS8530

キヤノンのプリンターは顔料インクを採用しているので、小さな文字がつぶれずきれいに印刷できるため、文書の印刷に優れていると評判です。写真印刷の際には染料インクを使用し、繊細なプリントが可能なので、文書も写真もバランスよく印刷できるプリンタとして評価も高いです。代表的なPIXUS(ピクサス)シリーズは、多彩な機能を搭載した6色ハイブリッドのハイスペックモデルの完成度が高く、この機種は特にネット上での評判も高い優秀なプリンターとなっています。

(2)エプソン カラリオ EP-883A

エプソンのプリンターは写真印刷がきれいにできると評判です。特に写真を印刷したときの発色のよさと鮮やかさが特徴で、エプソンが販売する専用氏との組み合わせによって、写真を高画質に印刷することもできます。また写真を撮影する機能を強化した「写真高画質プリンター」や、文書と写真を気軽に印刷する「ホームプリンター」をそれぞれ発売し、ユーザーのニーズにきめ細かくこたえる対応を行っています。代表的なカラリオシリーズは、印刷コストの大半を占めるプリンタインクの節約機能を実装した「エコタンク」モデルをはじめ、さまざまな機能を搭載した機種が豊富に取り揃えられています。

(3)キヤノン PIXUS TS3330

ピクサスモデルの機種の中でも、最も安価なモデルになりますが、その金額は驚きの実売価格1万円切りと言う驚きの価格設定です。価格が安いから印刷がチープになるわけではなく、一般的に使用する場合にもそん色なく使用することが可能です。

(4)エプソン カラリオ EW-452A

カラリオモデルの最も安価なモデルであるこの機種も、ライバルのキヤノンと同じく実売価格1万円切りの価格設定となっています。印刷スピードは他の機種とくらべて確実に遅いのですが、この価格設定でWi-Fiを標準装備しているなど、今どきの家庭用プリンタにあるべき機能はすべて実装しています。

(5)ブラザー 複合機 MFC-J998DN

複合機を作らせると右に出るものがいないと言われているのがブラザーです。ブラザーのプリンターは、用紙補充、インク交換、SDカードの差し込み口などがすべて前面に揃えられているので、普段使いがしやすいと評判です。また、スキャナー機能が充実しているのもポイントで、用紙の連続スキャンや、複数の名刺や領収書などを一度スキャンするだけで別々のデータとして保存できる便利な機能もあり、家庭用のみならずビジネスシーンでも活躍するスペックを秘めています。

5.家庭用プリンターを安く買うには?

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家庭用プリンターを少しでも安く買うための方法も、あわせてご紹介します。意外な方法で安くプリンタを購入することも可能です!

(1)オンラインショップ

楽天、Amazonなどのオンラインショップで購入する、家電量販店の通販サイトで購入するなどの方法です。自宅まで無料配送してくれる、ポイント還元があるなどのメリットもありますが、いわゆる現金値引きをしてくれることはほぼありません。あなたがポイントを貯めている場合は、結果的に安価で購入することができます。

(2)リサイクルショップ

リサイクルショップは、さまざまな家電が持ち込まれて販売されている「宝の山」です。もちろん、動作確認が行われた製品が店頭に並んでいるので「はずれ製品」はありませんし、程度のいい製品に出会えたら、思わぬ安価で最新型のプリンタを購入することも可能です。

(3)家電量販店

家電量販店では店頭で実機を見て確認することができるので、家の中のどこに置くかを検討する際に目安が得られます。ネットショッピングなどと比べて定価販売が多いのですが、決算セールなどのタイミングによっては、安価で購入することも可能です。

6.家庭用プリンター購入時にこだわりまとめ

家庭用プリンタは、個人によってそのこだわりと使用頻度が明らかに異なります。例えば、写真愛好家の方はできる限り写真をきれいに印刷したいので、インクの品質などにこだわることになります。一方で、同じ文書を大量に印刷する場合があれば、スピードに優れたプリンタの方が効率よく作業もできるでしょう。

このように、家庭用プリンターにはさまざまな目的に合わせた機能と性能があるので、まずはみなさんが印刷する頻度や内容によってプリンターを選ぶことをおすすめします。

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