公開日:2022.12.02
買い取りでコロナでも安心して売れるサービスとは
1. コロナ禍ゆえに買い取り額がアップしたアイテムとは?
(1)ノートパソコン
ノートパソコンは、テレワーク需要が急激に高まったことから、品薄の状態が続いたことでリサイクルショップでも高値で取引されました。新製品の販売ベースが上がらなかったことも、中古品の価格が上昇した要因の1つです。中国などの半導体生産が低下したことや、中国のゼロコロナ政策によって完成品の輸出が停止されたこともあり、新製品のノートパソコンが品薄になったことも拍車をかけました。
(2)スマートフォン
スマートフォンも、ノートパソコンと同様で品薄になった製品の1つです。こちらも中国から材料や本体の輸入が滞ったことにより品薄になったことから、一部の端末が在庫切れになりました。Appleのiphoneシリーズは比較的在庫があったものの、新製品の発売が延期になるなどの影響もあったことから、旧式のiphoneの中古需要が高まる現象もみられました。
(3)自転車
学校や会社に通う人たちが、感染の可能性が高い電車やバスの使用をやめ、自転車で通勤するようになったことから、自転車の購入ニーズが高くなりました。折りたたみ自転車や電動ベロ型などさまざまなスタイルの自転車が登場したこともあり、リサイクルショップでもかなり人気商品となりました。自転車の中でもロードモデルやGIANTなどのブランドモデルはかなり人気を集めました。
(4)中古車
確実に感染を防止しながら移動できる「自動車」の需要も高まりましたが、コロナ禍で自動車の需要が高まった割に、緊急事態宣言に伴う生産調整が行われたことで、新車の流通台数が少なくなりつつも、購入を希望する一般市民のニーズが高まる逆転現象が起きたことで、中古車の価格が上昇の一途をたどりました。その後2022年に勃発したロシアによるウクライナ侵攻の影響を受け、自動車部品の輸出量が低下したことで新車の製造台数がさらに減少し、今後も中古車価格の高止まり傾向は続く模様です。
(5)ブランド品
ルイ=ヴィトンやシャネルなどのブランド品は、コロナ禍に限らず根強い人気がありますが、コロナ禍で収入が減少した人たちがこぞってブランド品を売却したことから、ブランド品の価格が下落するのではないかと思われていましたが、意外なことにあまり減少するどころか、逆にブランド品の価値が高くなる現象が起きました。コロナ禍の影響で海外旅行などに出かけることができなくなった人が、ブランド品を購入する傾向が高くなったことで、ブランド品そのものの市場価格が上昇したことが要因と思われます。
(6)貴金属
金の価値が年々上場している中、コロナ禍による経済活動の低迷により、株や投資信託などが軒並み下落したことで、確実に資産運用ができる金の価格は高騰しました。「不況に強いのは金」とはよく言われるものの、そのことをまさに立証している状況となりました。今回の新型コロナウイルス感染は、日本だけでなく全世界で蔓延を続け、2022年現在でも収束の目処は立っていませんが、そのことによる世界的な経済リスクが懸念され、各国の財政は悪化し、アメリカ経済への影響が注目されました。
もともと金とドルは密接な関係にあり、アメリカの情勢が不安定になると金は高騰する傾向にあることから、投資家は紙幣の価値が下がるタイミングで、自身の資産を守るために金を求めた結果、その需要が高まり、結果として金相場の史上最高値を更新するに至りました。日本でも2022年8月に1gあたり7,769円の最高額を更新しています。
2.買い取り業界に生まれた新たなサービスとは?
(1)出張買い取り査定
大きな家財道具や家電製品を買い取ってもらう場合、それらをショップに持ち込むのはかなり困難であったことから、リサイクル業界では出張買い取りを積極的に導入しています。ショップのスタッフが所定の場所に出向き、その場で査定をするのが出張買い取りです。ショップ側にも、家電製品以外のさまざまな品物をついでに確認することができ、「良ければこちらも買い取りますよ!」とその場で提案できることもあり、売り手と買い手の相互にメリットのある方法と言えます。商談が成立すればその場で現金をもらえる場合も多いです。
(2)宅配買い取り査定
一般的な段ボールの大きさの箱に希望する品物を詰め込み、ショップに送って査定をしてもらう方法です。家電製品の中でも比較的重量の少ないものや、テレビゲームやゲームソフト、DVDやブルーレイなどの映像ソフト、書籍類、貴金属類の査定にはお勧めの方法です。自宅からショップまで出向く必要がないことはもちろんですが、ショップによっては送料を無料にしてくれるショップもあるので、コロナ禍では特に普及した査定方法と言えます。査定の結果、納得できる金額でない場合は送料をショップが負担して返送してくれるサービスを実施しているショップもあるので、その点は事前に各ショップのホームページなどで確認しておくことをお勧めします。なお、商談が成立した場合は、指定した銀行口座に売却代金を振り込んでくれるのが一般的です。
(3)オンライン買い取り査定
Zoomなどのオンラインアプリを使って、ショップの店員と売主がカメラやチャットなどを通じて査定を依頼するのがオンライン査定です。比較的価値が不変なゲームソフトや映像ソフトなどを買い取ってもらう時に使用できる査定方法です。実際にテレビの画面を通じて品番や品物の状況を、カメラを通じて確認してもらうので、ショップの営業時間にあわせて自宅など適切な場所から査定を受けることができます。日中は仕事でショップまで出向くことのできない社会人にはお勧めの方法です。
3.買い取りサービスがここまで盛り上がった理由とは?
そもそも、買い取りサービスがここまで盛り上がった原因は、やはりコロナ禍の影響があります。ステイホームになって人々が一番にしたことはDVDやブルーレイなどの映像メディアを見て楽しんだり、ニンテンドーSwitchを購入してゲームに興じたりと、さまざまな方法で余暇を過ごそうとしたのですが、それに飽きた人々は家の整理整頓や大掃除などをはじめることになりました…大掃除をすれば、不要になったアイテムがどんどん登場するわけで、それらの処分を自宅にいながら行う方法として、出張買い取りなど新しいサービスを積極的に使おうとする人々が増えたわけです。
また、コロナ禍で勤務時間が削減されたことから収入が減少した人も多く、収入減を補うために家にある不用品を売却しようとする人も増えたことが、買い取りサービスがここまで盛り上がった理由の一つでもあります。政府の経済対策がどこまで有効だったのかはわかりませんが、人々が身を切り売りして生計を維持している実情を、もう少し理解して欲しいとは思います。
4.買い取りでも安心して売れるサービスまとめ
新型コロナウイルスの影響は、2022年になって次第に落ち着いているように思えますが、何度となく流行の波が押し寄せることが引き続き予想されています。日本経済への影響について将来の前向きな展望を見いだすことはかなり難しい状況にあることは、依然として変わりありません。経済活動を少しずつ再開することと、コロナと共存しながら経済活動を進めていくことの両方が国の政策として行われていますが、まだまだ実効性の高い政策には至っていないことから、今後さらなる景気対策などの実施がなされるものと期待されている実情です。
買い取り業界においても、「Gotoトラベル」と同様の旅行支援制度がいよいよ本格的に再開されることで、著効需要が増えた分、ブランド品の需要が減少することから、ブランド品の買い取り相場は下がることが予想されるからです。その一方で世界的な経済低迷はウクライナ情勢の影響もあって益々不透明感を増しており、金相場はこれからも上昇の可能性がありますが、ウクライナ情勢の変化や急激な為替市場の変動により下がるリスクも抱えており十分に注視する必要があります。
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