公開日:2023.11.26 最終更新日:2026.10.09

硬貨・コインをきれいにする方法は?100円玉・銀貨・1円玉など素材別の手入れと注意点

目次

硬貨・コインをきれいにする方法は?100円玉・銀貨・1円玉など素材別の手入れと注意点
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みなさんは、財布の中に入っている100円玉や10円玉を見て、「もっときれいにできないかな」と思ったことはないでしょうか。

インターネットで調べると、歯磨き粉、重曹、クレンザー、レモン汁などを使った硬貨の磨き方がたくさん紹介されています。実際、日常的に使用する現行硬貨であれば、汚れを落としてきれいにしたいという検索意図もあるでしょう。

ただし、ここで一つだけ覚えておいて欲しいことがあります。それは、手元にある硬貨が「ただの汚れた100円玉」なのか、それとも「収集価値を持つ古銭・記念硬貨・外国コイン」なのかによって、扱い方を大きく変えた方がよいということです。

価値が分からない古銭や記念硬貨を、売る前に歯磨き粉や金属磨きでピカピカにするのはおすすめできません。実は価値のある古銭である場合もあり得るからです。

コイン収集の世界では、表面の状態そのものが評価材料になります。研磨によって細かな傷が付いたり、本来残っていた光沢や経年変化が失われたりすると、「きれいになったのに、コレクターとしての評価は下がった」ということもあります。

このコラムでは、「普段使っている現行硬貨をきれいにしたい場合」と「古銭・記念硬貨・外国コインなど価値が分からないもの」を分けて考えながら、素材別の注意点、やってはいけない可能性のある手入れ、保管方法、古銭の価値が決まるポイント、買取査定で確認する部分まで、買取店の目線から詳しく解説します。

古銭・コインは売る前に磨かない方がいい?

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先に結論からお伝えすると、価値が分からない古銭、記念硬貨、外国コイン、金貨、銀貨などについては、売却前に自己判断で磨かない方が安全です。

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「査定に出すなら、少しでもきれいな状態にした方が高くなるのでは?」

そう思うのは自然ですが、効果やcoinには当てはまりません。

それらが当てはまるのは、テレビ、家具、家電、工具など多くの中古品です。これらの中古品は、簡単なホコリや汚れを落としてから査定へ出すことがプラスに働く場合があります。

しかし、古銭や収集用コインは少し事情が違います。古銭の場合、その表面に残っている色合い、光沢、摩耗、経年変化、傷の状態なども含めて一つの商品状態として評価されます。何十年、場合によっては100年以上経過した貨幣が、新品のようにピカピカである必要はありません。むしろ、長い年月の中で自然に生じた色合いや風合いが残っている方が、コレクターから好まれることもあります。

そのため、「黒ずんでいるから磨こう」「古いから歯磨き粉でこすろう」「銀貨だから銀磨きクロスを使おう」と考える前に、本当にきれいにしてよいものなのか確認することが大切です。

なぜコインを磨くと価値が下がる?

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硬貨やコインを磨くと見た目は明るくなり、価値のあるものに思えるはずですが、なぜ価値が下がることがあるのでしょうか。それは、古銭や収集用コインでは単純な「見た目のきれいさ」だけを評価しているわけではないからです。その理由をいくつかご紹介しましょう。

  • 表面に細かな傷が付く

歯磨き粉、クレンザー、金属磨き、研磨クロスなどには、汚れを落とすための研磨作用があります。肉眼ではきれいになったように見えていても、拡大すると非常に細かな擦り傷が大量に付いていることがあります。一度付いた研磨傷を消そうとして、さらに磨けば、今度は表面をもっと削ることになり、価値を損ねる場合があります。

②本来の光沢が失われる

コインの価値を見るときには、表面に残っている本来の光沢も一つの判断材料になります。ところが研磨剤で磨くと、表面の微細な構造そのものが変化します。一見すると鏡のように輝いていても、それが製造時から残っている自然な光沢ではなく、後から研磨して作られた光沢である場合があります。

コインを査定する側から見ると「ピカピカだから状態が良い」とは、単純に判断できなくなるのです。

  • 経年変化による自然な価値観が失われる

銀貨や銅貨は、長期間保管していると少しずつ色合いが変化します。この変化を見て、「汚れている」と感じる人もいますが、収集用コインでは、自然に生じた色合いそのものを含めて評価される場合があります。

古い銀貨を真っ白になるまで磨けば、確かに新品のようには見えるかもしれません。ただし、そのことで本来残っていた表面状態を失ってしまえば、コレクター目線では必ずしもプラスにはなりません。経年変化による色合いなどに価値を見出す人もいることを覚えておいて欲しいです。

④ピカピカ=高価ではない

新品のアクセサリーなら、光沢が強く傷がない方が状態良好と判断されるでしょう。しかし、100年前のコインが新品のステンレスのようにギラギラしている場合、「誰かが磨いたのでは?」と見られることもあります。

そもそも古銭では、種類、年号、希少性、残っている模様、保存状態、洗浄や加工の有無などを含めて評価しますので、ただきれいであればよいと言うわけではありません。

★店長のアドバイス

古いコインや記念硬貨を見つけると、「きれいに磨いた方が高く売れるのでは?」と思われるかもしれません。しかし、価値が分からないコインほど、そのまま査定へ出してください。

以前、実家整理で見つかった古いコインを持ち込まれたお客様から、「汚れていたので磨こうと思ったけれど、念のためそのまま持ってきました」と相談されたことがあります。確認すると、表面には変色がありましたが、年号や模様もしっかり残っていました。お客様にも「触らず持ってきて正解でした」とお伝えしたケースです。

歯磨き粉やクレンザー、金属磨きなどを使うと、細かな傷が付き、本来の表面状態や光沢を損なうことがあります。銀貨や銅貨の変色も、単なる汚れとは限りません。

査定前は無理に磨かず、ケースや箱、証明書などがあれば一緒に用意してください。「汚れているから価値がない」と処分せず、まずは現状のまま査定してもらうことをおすすめします。

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硬貨やコインをきれいにする方法は?

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ここまでこのコラムを読んでいると「10円玉や100円玉は一切洗ってはいけないの?」と思うかもしれません。そうでなく、日常生活で使う現行硬貨と、収集・売却を考える古銭や記念硬貨は分けて考えて欲しいです。

ここからは、種類ごとに取り扱いの注意点を見ていきます。表にまとめましたのでご覧ください。

種類査定前に避けたいこと保管・査定のポイント特に確認したいもの
金貨布で何度もこする・研磨するケース入りなら無理に取り出さず、そのまま保管専用ケース・外箱・証明書
銀貨銀磨きクロス・研磨剤・クリーナーの使用黒ずみや自然な色合いを無理に落とさない年号・種類・表面の状態
銅貨金属ブラシ・研磨剤で磨く茶色や黒色への変化も含め、現状を維持文字・模様・腐食の状態
記念硬貨・記念貨幣ケースから取り出す・直接触る・磨く購入時のケースやパックに入れたまま保管ケース・外箱・貨幣セット
外国コイン材質を自己判断して洗浄・研磨する種類が分からなければまとめて査定国名・年代・材質・額面
古紙幣水洗い・アイロン・テープ補修折れや破れを無理に直さず保護して保管年代・番号・シミ・破れ・欠損

この中でも特に注意したいのが、金貨や銀貨など「素材そのものに価値がありそうなコイン」です。金や銀としての価値だけで判断できるとは限らず、発行年や発行枚数、希少性、保存状態などによって収集品として評価される場合があります。そのため、「金だから磨いても問題ない」「銀だから黒ずみを落とした方がよい」と自己判断するのは避けた方が安心です。

また、記念硬貨や外国コインでは、ケースや外箱なども捨てずに残しておきましょう。特にケースに封入されているものは、わざわざ取り出して表裏を確認する必要はありません。古紙幣についても同様で、折れや汚れを自分で直そうとせず、現在の状態を保ったまま査定してもらうのがおすすめです。

つまり、査定前のお手入れで重要なのは「きれいにすること」より「余計なことをしないこと」です。種類や価値が分からない古銭が出てきた場合は、磨く前、洗う前、ケースから取り出す前の状態で一度査定を受けてみてください。

★店長のアドバイス

金貨や銀貨、記念硬貨、外国コインなど、価値がありそうなコインを見つけたら、できるだけ手を加えず保管してください。

以前、実家整理でケース入りの記念硬貨や外国コイン、古紙幣がまとめて見つかり、「汚れている物だけでも磨いた方がいいですか」とご相談いただいたことがあります。その際は、何もせずケースや外箱ごと査定へ出していただきました。確認すると、古いコインの中にも査定対象になる物があり、お客様も「普通の古銭だと思って処分しなくてよかった」と驚かれていました。

特に古いコインは、黒ずみや変色があっても磨いたり洗ったりしないことが大切です。ケースから無理に取り出したり、素手で何度も触ったりすることも避けましょう。

外箱やケース、証明書なども査定の参考になります。「価値があるか分からない」という状態であれば、一枚ずつ手入れするより、そのまままとめて査定へ出すことをおすすめします。

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硬貨やコインの避けたい手入れ方法

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硬貨やコインの手入れのついては、次のような方法は慎重に考え、避けるようにしてください。

●歯磨き粉

歯磨き粉を使った硬貨磨きは非常に有名です。現行硬貨をきれいにする方法として造幣局も紹介していますが、同時に研磨材によって表面を研磨することになり、光沢が悪くなることがあると説明しています。したがって、価値の分からない古銭を査定前に歯磨き粉でゴシゴシ磨くことはおすすめできません。

●クレンザー

クレンザーも研磨作用が強いものがあります。汚れと一緒に金属表面まで削ってしまう可能性があるため、古銭の手入れには向いていません。

●金属磨き

金属磨きは鍋やフライパンにこびりついた焦げなどを落とすためのたわしで、研磨剤などが配合されている場合があります。アクセサリーや家庭用品では便利ですが、「コインを新品のように光らせる」ことと「古銭の価値を維持する」ことは同じではありません。

●硬い歯ブラシやワイヤーブラシ

歯ブラシ、ワイヤーブラシなどで強くこすると、表面に細かな傷が付きます。土や汚れが模様の隙間に入っていると取りたくなりますが、価値のある可能性があるものなら無理に落とさないでください。

●重曹

重曹も硬貨掃除の方法としてよく紹介されています。しかし、研磨作用を利用して表面を磨けば、細かな傷を生じさせる可能性があります。「天然素材だから古銭にも優しい」という判断は避けてください。

●酸性の洗剤や液体

レモン汁、酢などによって銅合金の現行貨幣がきれいになることはあります。一方、効果やコインの材質によっては、化学的な変化を生じさせる可能性があります。

また、「短時間で取れないから一晩漬けておこう」という処置もおすすめできません。金属の種類によって反応が異なるうえ、表面状態を大きく変えてしまうことがあります。

●磨きクロス

柔らかそうに見える磨きクロスにも研磨成分が含まれている製品があります。表面を何度もこすれば、微細な擦り傷が付く可能性があります。

価値のある硬貨やコインとは?

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硬貨やコインは「古いかどうか」だけでは決まりません。

硬貨やコインの査定では複数の条件を組み合わせて判断します。

注目したいポイント確認する内容査定での考え方
発行・製造枚数が少ない年銘別の製造枚数少ない年号は注目されるが、それだけで高額とは限らない
希少年号同じ硬貨でも製造枚数が少ない年号年号に加えて状態や市場需要も確認する
記念貨幣発行数・素材・額面・保存状態ケースやセットの状態も含めて確認する
金貨金の品位・重量・種類・希少性金そのものの価値と収集価値の両面から確認する
銀貨種類・年代・銀の含有・保存状態銀の価値だけでなくコインとしての需要も関係する
外国コイン発行国・年代・材質・種類見た目だけでは価値を判断しにくいため個別確認が必要
古紙幣種類・年代・番号・保存状態折れ・シミ・破れ・書き込みなども確認する
エラーコイン製造工程による特徴の有無摩耗や後加工との区別が必要なため専門的な確認が重要

特に覚えておきたいのが、「製造枚数が少ない=高価買取」ではないという点です。造幣局が公表している年銘別の製造枚数を確認すれば、どの年に何枚製造されたのかを調べることはできます。しかし、製造枚数はあくまで価値を考える材料の一つです。

例えば、製造枚数が少ない年号でも、市場に十分な数が残っていたり、コレクター需要がそれほど高くなかったりすれば、必ずしも高額になるとは限りません。反対に、保存状態が良く、収集需要の高い種類であれば評価につながることがあります。

これは、いわゆる「ギザ10」(ふちにギザギザが刻まれている10円玉)や、一部の年号の1円玉などについても同じです。「この年号だから○万円」「珍しい硬貨だから必ずプレミア」といった情報だけで判断するのは避けた方がよいでしょう。

また、金貨や銀貨の場合は、コインとしての希少性とは別に素材そのものの価値が関係することがあります。記念貨幣ならケースや外箱、セットとしての状態も確認したいところです。古紙幣では、硬貨とは異なり、折れや破れ、シミなどの保存状態も重要になります。

★店長のアドバイス

以前、お客様から「こっちの方が古そうだから、一番高いですよね」と数枚の古銭を見せていただいたことがあります。ところが査定では、見た目の古さだけでなく、一枚ずつ種類や年号、素材などを確認します。そのため、お客様が期待していた古銭より、別の一枚の方に評価が付くこともあります。

また、「製造枚数が少ないと聞いた」という場合でも、それだけで査定額が決まるわけではありません。実際の流通量や保存状態、コレクター需要なども関係します。

ご自宅で古銭を見つけたら、高そうな物だけを選別する必要はありません。「これは普通の硬貨」と思っている物も含め、まとめて見せていただく方が、価値のある一枚を見落としにくくなります。

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【店長解説】古銭・コインの査定ではどこを見る?

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実際の査定では、一部分を見てすぐ値段を決めるわけではありません。

主に次のような点を確認します。

査定項目確認する内容査定時のポイント
①種類通常貨幣・記念貨幣・古銭・外国コイン・金貨・銀貨などまず何の貨幣なのかを確認することが査定の出発点
②発行年・年号発行された年代や刻印されている年号同じ種類でも年号によって製造数や流通量が異なる場合がある。読みにくくても無理に磨かない
③素材金・銀・銅・ニッケル・アルミニウムなど金や銀は素材自体の価値も関係する。外国コインなどは見た目だけで判断できない場合もある
④状態摩耗・傷・変色・腐食・欠け・穴・変形など古い貨幣は経年変化も考慮する。汚れや変色があるだけで価値がないとは限らない
⑤希少性製造数・現存数・市場流通量・需要製造枚数が少ないだけでなく、現在の市場でどの程度求められているかも確認する
⑥真贋本物かどうか、加工品ではないか高額な金貨・銀貨・古銭などでは特に重要。外見だけでは判断できないものもある
⑦セット・付属品専用ケース・外箱・証明書・貨幣セットなど付属品が残っている場合は捨てず、コインと一緒に査定へ出す
⑧保存状態保管場所・湿気・ケースの有無など裸での長期保管とケース内での保管では、傷や変色などに差が出ることがある
  • 種類

まず何の貨幣なのかを確認します。通常貨幣なのか、記念貨幣なのか、古銭なのか、外国コインなのか、金貨なのか銀貨なのか、それで査定額は変わります。

②発行年・年号

同じ種類でも年号によって製造数や市場での流通量が違う場合があります。文字が摩耗していて読みづらい場合でも、無理に磨いて見えるようにする必要はありません。

③素材

金、銀、銅、ニッケル、アルミニウムなど、素材も確認します。古い外国コインでは見た目だけで材質を判断できないこともあります。

④状態

摩耗、傷、変色、腐食、欠け、穴、変形などを見ます。ここで重要なのは、「古いから汚れていて当然」という点も考慮することです。新品同様でないから査定できないというわけではありません。

⑤希少性

製造数だけでなく、現在どれくらい市場へ出ているのか、どれくらい需要があるのかを確認します。

⑥真贋

高額な金貨、銀貨、古銭などでは、本物かどうかの確認も重要になります。外見だけで即断できないものもあります。

⑦セット・付属品

貨幣セット、記念金貨などでは、専用ケースや外箱なども一緒に確認します。付属品が残っているなら捨てずに持ってきてください。

⑧保存状態

どのような環境で保管されていたかも、状態を見るうえで参考になります。湿気の多い場所に裸で保管されていたものと、ケース内で保管されていたものでは、経年後の状態が大きく変わることがあります。

【実例】買取UPで実際に買取した古銭・コインの事例を紹介

実例① 磨かずにそのまま持ち込まれた銀貨

商品名・種類:旭日50銭銀貨

年代・年号:明治42年

状態:経年による変色・細かな傷あり、未研磨

買取価格:1,800円

買取地域:奈良県橿原市

査定方法:来店査定

ご自宅の引き出しから見つかった銀貨で、黒ずみがありましたが、お客様が磨かずにそのままお持ちくださいました。年号、重量、表面の摩耗や傷、デザインの残り方などを確認して査定しました。

★店長コメント

お客様から「黒いので磨いてから持って来ようと思った」と伺いましたが、今回は何もせずにお持ちいただきました。古い銀貨は、黒ずみがあるから価値がないとは限りません。

実例② 実家整理で大量に見つかった古銭・外国コイン

商品名・種類:日本古銭・外国コイン 約120枚

年代・年号:明治~昭和期ほか、年代不明の外国コインを含む

状態:使用感・変色・傷あり

買取価格:12,500円

買取地域:大阪府八尾市

査定方法:出張査定

ご実家の片付け中、タンスの引き出しや古い缶、財布などから見つかったコインをまとめて査定しました。一般的な硬貨も含まれていましたが、種類、年号、素材などを分けながら確認し、査定対象となるものをまとめて評価しました。

★店長コメント

古銭が100枚以上出てくると、「一枚ずつ調べないといけないの?」と困ってしまう方もいます。今回はお客様が選別せず、見つかったものをまとめてご用意されていました。一般的な硬貨に見えるものでも、種類や年号を確認する必要がありますので、分からないものは無理に仕分けせず、そのまままとめてご相談いただいて大丈夫です。

実例③ ケース・付属品が残っていた記念金貨

商品名・種類:天皇陛下御即位記念10万円金貨

年代・年号:平成2年

状態:専用ケース保管・目立つ傷や汚れの少ない状態

買取価格:365,000円

買取地域:京都府京都市伏見区

査定方法:出張査定

記念金貨本体だけでなく、専用ケースも残っており、お客様がケースから取り出したり磨いたりせずに保管されていました。金貨の種類、重量、状態などを確認し、査定時点の金相場なども考慮して査定しました。

★店長コメント

金貨は金そのものに価値がありますが、記念貨幣の場合は「金の重さだけを見ればよい」とは限りません。記念金貨や貨幣セットが見つかったら、ケースや外箱などを捨てず、一式そのままの状態で査定へ出すことをおすすめします。

硬貨やコインの査定・買取についてよくある質問

Q 汚れている古銭でも売れますか。

A 査定できる場合があります。古銭は経年による変色や汚れがあることも珍しくありません。価値が分からないものは無理に洗ったり磨いたりせず、そのまま査定へお持ちください。

Q 古銭は磨いた方が高く売れますか。

A 必ずしも高くなりません。研磨によって細かな傷が付いたり、本来の表面状態が失われたりすると評価へ影響する可能性があります。

Q 歯磨き粉で10円玉を磨いてもいいですか。

A 普通に使用する貨幣をきれいにする方法として、造幣局も歯磨き粉を使う方法を紹介しています。ただし研磨によって光沢が悪くなる場合があるとも、説明しています。詳しくは以下のサイトをご参照ください。

<参考サイト> 造幣局「貨幣Q&A」

Q 重曹で古銭を磨いても大丈夫ですか。

A 価値の分からない古銭にはおすすめしません。研磨作用などによって表面状態を変えてしまう可能性があります。

Q 錆びている古銭でも査定できますか。

A 種類や腐食の程度によります。まずは現状のままご相談ください。錆を落とそうとして硬いブラシなどを使うと、さらに状態を悪くする可能性があります。

Q 外国コインも売れますか。

A 種類、年代、素材、状態などによって査定できる場合があります。価値が分からない外国コインが大量にある場合も、まとめて相談してください。

Q 古い紙幣も査定できますか。

A 種類によって査定対象になる場合があります。折れやシミがあっても、アイロンや水洗いなどをせず現状のままお持ちください。

Q 大量の硬貨でも査定できますか。

A 可能な場合があります。数百枚、数千枚など量が多く持ち運びが大変な場合は、事前に量を伝えて出張査定などについて相談してください。

Q 価値がまったく分かりません。それでも査定できますか。

A 問題ありません。「価値が分からないから査定してもらう」で大丈夫です。無理にインターネットで一枚ずつ調べたり、種類を分類したりする必要はありません。

Q 平成23年や平成24年の1円玉なら高く売れますか。

A 一部年号は製造枚数が少ないものがありますが、それだけで必ず高額になるとは限りません。状態、流通状況、収集需要などによって価値は変わります。

Q ギザ10は全部プレミアが付きますか。

A すべてのギザ10が高額になるわけではありません。年号や状態などによって評価が異なります。単にギザがあるだけで高価買取が保証されるものではありません。

まとめ|価値が分からないコインは磨く前に査定を

ネットで「硬貨をきれいにする方法」を検索すると、歯磨き粉、重曹、レモン汁、クレンザーなど、さまざまな方法が見つかります。確かに、普段使用する現行硬貨については、造幣局も素材に応じた清掃方法を紹介しています。

しかし、それを古銭、記念硬貨、銀貨、金貨、外国コインなどへそのまま使うのはおすすめできません。古銭や収集用コインでは、単純な「ピカピカさ」ではなく、本来の表面状態、傷、摩耗、光沢、経年変化、希少性などを含めて価値が判断されます。素人の行為で生じた、細かな研磨傷や表面変化は、後から完全に元へ戻すことができません。

だからこそ、価値が分からないコインについては、「汚いから磨いてから査定しよう」ではなく「価値が分からないから、そのまま査定してもらおう」と考えていただくことをおすすめします。

特に実家整理、遺品整理、生前整理では、古銭が大量に出てくることがあります。本人以外には価値が分からない物ほど、自己判断で捨てたり磨いたりしないことが大切です。

また、「古ければ必ず高い」「製造枚数が少なければ必ずプレミア」「珍しい年号なら必ず何万円」というわけでもありません。種類、年代、素材、状態、希少性、市場需要、付属品などを総合して判断します。

買取UPでは、古銭だけでなく実家や倉庫に残っているさまざまな不用品をまとめて査定できることが強みです。

「昔のお金が大量に出てきたけれど、何なのか分からない」

「外国コインが缶いっぱいに入っている」

「記念硬貨らしいものがケースごと残っている」

「古い紙幣も一緒に出てきた」

そんな場合も、磨いたり処分したりする前に一度ご相談ください。

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<このコラムについて>執筆:あそうこうへい監修・現場情報提供:買取UP大阪堺鳳店 店長・査定担当 諸見里聡 みなさん、買取UPのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。 私は、買取UPの店長としてこれまでリサイクル業界で数多くの査定・買取に携わり、家電や家具、工具、ブランド品、カメラ、ホビー用品など、幅広い商品の価値を見極めてきました。査定で大切にしているのは、「できるだけ商品の良さを正しく評価すること」と「お客様に安心してご利用いただくこと」です。 「これって売れるのかな?」「古いものでも大丈夫?」というご相談も大歓迎です。査定だけのご利用でも構いませんし、無理に売却をおすすめすることもありません。 買取UPでは、お客様一人ひとりとのご縁を大切にし、丁寧で分かりやすい対応を心掛けています。不用品の整理やお買い替え、実家の片付けなどでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。スタッフ一同、皆さまからのお問い合わせを心よりお待ちしております。 
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