公開日:2024.03.12 最終更新日:2026.02.12
災害時に役に立つアイテムとは?どこで購入できる?

日本は地震や大雨など、数多くの災害リスクを抱えている「災害大国」です。そして、災害が来ることを見越してさまざまな備えを充実させようとしている「防災大国」でもあります。
災害に備えて常備しておくべきアイテムは、あげていくときりがないです。例えば、十分な非常食や飲料水を備蓄しておくことは、災害時に生命を確保するために欠かせませんが、いつまで、どれだけの量を確保しようとしても終わりは見えません。なぜなら、いつ救助が来るのかわからないからです。
今回は、防災に対する備えとして欠かせない防災グッズの基本常識と、おススメの防災グッズなどを暗しくご紹介します。
| 【このコラムで理解できること】 1 防災のための備蓄は「3日分」が基本 2 災害時に特に不足するアイテムは? 3 災害時に特に備えておきたい防災グッズは? 4 防災グッズを購入できる場所はどんな場所? |
1. 災害発生から3日間は「自助」でしのぐのが基本

災害時において「3日間の備蓄」が重要な理由は、本格的な支援が行われるまでの間、自分たちの手持ちのアイテムでしのぐことが推奨されているからです。
特に最初の数日間は、救援活動が十分に展開されないことがあります。道路や空港、港などのインフラが災害で被害を受けると、自衛隊な自治体の支援が「届けたくても届けられない」状況になるからです。その為政府や自治体は、応急処置により交通手段を確保するまでの期間を3日間と想定しており、それまでの間を備蓄食料や飲料水でしのいでもらうことを喚起しています。
私たち一般市民の立場になって考えてみると、災害時は当たり前の生活が破綻することをまず考慮しておきましょう。電気やガスは当たり前のように使えないことを認識しておくべきですし、懐中電灯や非常灯、ラジオなどの非常用具や、予備の電池を用意しておき、夜間の活動や最新の情報に基づいた批難を可能にしておくことが必要です。
政府や自治体が推奨する「3日間の備蓄」には食料や水だけでなく、医薬品も含まれます。急病やケガに備え、応急手当が可能な衛生用品や薬を備蓄しておくことで、姓名を守ることにつなげます。
もちろん、3日間で本当に救援が来るとは限りません。自分だけが無事であればいいと言う考えではなく、周りの人々、地域の人々と協力し合って救援を待つ「助け合い」の精神も忘れてはいけません。
2. 災害時に不足するアイテムとは?

令和の世の中になっても、日本各地でさまざまな災害が起きています。実際の災害時にも、多くの必要なアイテムがありましたが、この章ではそれらのアイテムについて分析してみました。
① 水
水が手に入らなくなるのは、災害による水道管の損傷や浄水施設の機能停止によるものです。地震や洪水などの自然災害では水源が汚染され、安全な水の確保が難しくなります。そのため、一定の備蓄をしておかないと、生きるために必要な体力の回復もおぼつかなくなります。
② 食料
食料が不足する主な理由は、交通機関の麻痺や物流の途絶による供給の滞りです。災害によって道路が寸断されたり、工場が稼働しなくなったりすれば、食料品の供給が停滞します。当たり前のように食料を販売していたスーパーマーケットやコンビニなども、災害によって被害を受ければ開店できないので、ますます食料の入手が難しくなります。
③ 冷暖房
冷暖房が不足する主な理由は、停電やガス供給の中断など、エネルギー供給の問題です。災害によって発生した停電やガス管の損傷により、電気が来なければエアコンもファンヒーターも動きませんし、ガスを使って温かい食事をとることもできません。冷暖房が使えないことは、冬季の災害時に深刻な問題となるでしょう。
④ 医薬品
医薬品が不足する理由は、病院や薬局、ドラッグストアが被害を受けて営業などができなかったり、物流の途絶によって医薬品の供給が不足したりと、深刻な事態を招きます。また、災害時には急病やケガが増加し、医薬品の需要が急増するため、手当や疾病のために薬を必要とする人に、必要な薬が行き届かないことも予想されています。
⑤ 懐中電灯
懐中電灯が不足する理由は、電力供給が停止したために、夜間の活動時にニーズが高まるからです。実際に自身が起きた時は、送電線の破損や発電所の停止などで停電が発生し、電力に頼る照明が機能しなくなります。また、懐中電灯のバッテリーも限られた寿命しか持たないため、乾電池や大容量バッテリーなどによる、適切な備蓄と交換が必要です。
3. 災害時に役に立つアイテムとは?

先程の章で、災害時に不足するアイテムについてご紹介しました。では、それらの不足を補い、災害時に自らの身を守るために欠かせないアイテムとは何なのかを、詳しく解説します。
① 大容量バッテリー
大容量バッテリーは、被災時に大いに役立つアイテムです。大容量バッテリーがあれば、停電が発生した際に携帯電話やライト、小型電化製品などを充電できるので、スマホを通じた情報の収集などに役に立つことでしょう。
② カセットコンロ
カセットコンロは、災害時に調理が可能になる、まさにマストアイテムです。ガス缶を使用するため、停電が発生しても使用でき、非常食や備蓄食材の温めや調理が容易となります。冬の被災地では、温かい食事をとることができれば、心理的な安心感も生まれます。
③ LEDライト
LEDライトは、省エネで明るく、長時間の点灯が可能なため、停電時や避難所での照明として非常に役立ちます。光を確保することで、避難生活のストレスを軽減し、人々の不安を解消することにもつながります。また、夜間に災害に遭った際には、安全な避難経路を確保するために欠かせないアイテムです。
④ ファイヤースターター
ファイヤースターターは、災害時において火を確実に着火できる便利なツールです。マグネシウムの粉末を着火剤として使うもので、燃えるものさえあればこれで火おこしが可能なので、寒冷地での避難生活や調理のために火を使う必要がある場合、大いに役立ちます。
⑤ シュラフ
シュラフ(寝袋)は寒冷地や避難所での睡眠時に重要なアイテムです。防寒性があり、被災地での低温な環境や避難所の寝具不足にも対応できるからです。また、床の固い場所で寝る際に、クッション性をある程度持たせることができるので、疲労感を軽減できます。その他、車中泊での避難の際には、車のシートに長時間横たわることの負担感を軽減でき、エコノミー症候群の緩和も可能になります。
⑥ 防災食
防災食は、非常時に必要な栄養を摂取できる備蓄食品です。長期間保存が可能な缶詰やレトルト食品などの形式で作られており、長期保存が可能なものばかりです。食料の確保は、生存率や避難生活の質向上に大きく寄与します。
4. 災害時に役に立つアイテムはどこで購入できる?

今まで、災害時に役立つアイテムについて代表的なものをご紹介しましたが、実際にこれらのアイテムをできる場所についても、この機会にご紹介させていただきます。
① アウトドア専門店
アウトドア専門店では、災害時に必要な防災グッズやアウトドア用品を豊富に取り揃えています。もともとアウトドア専門店はキャンプや登山などのアウトドア活動に必要な商品を揃えていて、これらのアイテムは防災の備えにも使えるアイテムになり得ます。実際、テントや寝袋、懐中電灯などのキャンプ用品は、災害時の避難生活にも役立ちます。また、スタッフから適切なアドバイスを得られるメリットもあります。
② リサイクルショップ
リサイクルショップでは、中古品やアウトレット商品が手頃な価格で購入できます。あくまで備蓄品なので、新品でなくても…と思う人は多いものです。ですので、財布の中身に余裕がある時に、徐々に防災グッズを買いそろえていきたい人には、リサイクルショップで購入すれば予算を節約することができます。また、優良な中古品が見つかれば、リーズナブルな価格で役立つ防災グッズが手に入ります。
③ ホームセンター
ホームセンターは、日常生活に必要な商品から防災グッズまで、幅広い防災グッズが揃っています。特に最近のホームセンターは、災害時に必要な備品や防災食、応急処置キットなどを積極的に販売しています。またホームセンターは大型店舗が多いため、一度の買い物で多くの防災グッズをまとめ買いできるのもメリットです。
④ インターネット通販
インターネット通販は、24時間いつでも商品を購入できる便利さがあります。また、ネット上でさまざまな商品を比較検討でき、既に防災グッズを購入した人の口コミやレビューを参考にすることができます。大型商品やまとめ買いで送料が無料になるサービスもあり、お得感もあります。
5 災害時に役に立つアイテムとは?どこで購入できる?まとめ
災害に遭遇した際、私たちはとにかく冷静さを保ち、落ち着いた行動が不可欠です。特に、公的な支援が確実に届くようになるまでの3日間を、自力で過ごすためには、さまざまな心構えが欠かせません。恐怖や焦りに負けず、冷静に状況を把握し、安全な場所に避難することが重要です。
そして被災した時には、正確な情報が不可欠です。ラジオや携帯電話を活用して、地元の防災情報や避難勧告を確認します。その時、周囲の人々との協力とコミュニケーションは、災害時には欠かせないものです。助けが必要な際には助け合い、情報の共有を行いましょう。
そして、万が一に備えて防災グッズを備えておくこともおススメします。例えば飲料水の場合、1人の人間が約3日間で必要な水の量は、最低でも6リットルです。これらの十分な飲料水と、非常食として3日間の食料を備蓄することが不可欠です。
他にも様々な防災グッズがあれば安心ですが、最も必要なのは「備えあれば患いなし」なことだけではなく「災害が来る可能性を理解」することです。どんなに便利な防災グッズがあっても、それを使う心がけが無ければ、どんなにいい防災グッズがあっても意味はありません。常日頃から、災害のことを知り、防災について興味や関心を持ち続けておくことをおすすめします。
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